おはようございます、火曜日の投稿は株式会社GUILD ZERO(ギルドゼロ)が担当します。
オホーツク地区における支援活動について、多岐にわたる対応が求められている現状を改めて実感した出来事がありました。
先日、網走警察署にて、保護観察所からの依頼で帰り先のない方の支援を目的とした面会が実施されました。
この方は、日常生活における問題が顕著で、面会中に身につけていた衣類を全て脱いでしまう行動を見せたため、面会を中止せざるを得ませんでした。
そのため、医療機関への接続を最優先とし、専門家の支援を仰ぐ方向で対応を検討しています。
午後には、令和7年2月に移転予定の新しい網走市役所庁舎を見学する機会がありました。
新庁舎は広々とした設計で、利用者に優しい空間が特徴です。
市民の利便性向上が期待される中で、私たちもより効果的な支援活動を展開できる環境が整うと感じました。
夕方からは北見日赤病院にて、新規案件の初回面談に臨みました。
対象は20代の女性で、発達障害を抱えている方です。
北見ではリソースが限られているため、札幌での居住支援を依頼されました。
都市部での支援に切り替えることで、医療・福祉のリソースを活用しやすくなり、この方にとってより適切な支援が期待されます。
新たな環境でのスタートをサポートするため、専門家や支援機関と連携を図りながら計画を進めていきます。
今回の活動を通じて、地域ごとの課題やリソースの違いを強く感じました。
特に、北見のような地方都市では福祉や医療の選択肢が限られていることが多く、適切な支援にたどり着くまでの道のりが長い場合もあります。
そのため、地域を超えた支援ネットワークの重要性を再認識しました。
各地での活動から得た学びを次に活かし、一人ひとりに適した支援を届ける努力を続けていきたいと思います。