社宅退去と住まいの不安、そして新たな生活へ向けた支援の取り組み

 おはようございます、 本日の投稿は株式会社GUILD GROUP(ギルドグループ)が担当します。

 住まいを失うかもしれない状況は、多くの人にとって大きな不安につながります。

 今回は、住居の確保に向けた支援と、生活再建に向けて歩み始めた方の事例をご紹介いたします。

 

 また、別の現場では残地物撤去後に発生した家財などの処理物を、役所のパッカー車で回収していただく作業も行われました。

 生活を立て直すためには、新しい支援だけではなく、過去の生活を整理する作業も大切な工程のひとつになります。

 

 今回支援を開始した方は、雄武町で生まれ育ちました。

 幼い頃にご両親が離婚され、その後はお父様と生活を続けてこられたそうです。

 成人後は建設会社へ就職し、真面目に仕事へ取り組んでいました。

 しかし今年の5月頃から体調や気持ちの不調が続くようになり、会社を休む日が増えていったとのことでした。

 

 最終的には1週間以上連続で出勤できない状態となり、メンタルクリニックを受診。

 その結果、抑うつ症状と診断され療養に入ることとなりました。

 しばらく休養を続けたものの症状の改善は思うように進まず、会社との話し合いの結果、退職の方向で調整が進められることになりました。

 

 会社を退職すること自体も大きな出来事ですが、今回はさらに別の問題もありました。

 それは社宅の退去です。

 仕事を辞めることで社宅を出なければならず、新たな住まいを探す必要がありました。

 しかし、療養中で収入が途絶えている状況のため、引越し費用や初期費用を準備することが難しく、住む場所の見通しも立たない状態だったようです。

 

 そこで私たちへ相談が入り、住居確保に向けた支援を開始することとなりました。

 面談時の様子では、食欲はあり睡眠も取れているとのことでした。

 ただし、ご本人としては改めてメンタルクリニックを受診し、今後の治療方針について相談したい気持ちがあるようでした。

 

 支援の中では、まず安心して休める環境を整えることが重要になります。

 体調が不安定な時期に無理をして仕事を探してしまうと、さらに症状が悪化してしまう場合もあります。

 そのため焦って次の仕事を決めるのではなく、まずは生活基盤を整えることを優先する方針となりました。

 

 グループホームについても説明を行いましたが、現時点では利用希望はありません。

 ご本人は将来的に仕事を見つけ、自立した生活を送りたいという気持ちをしっかり持っておられます。

 支援は本人の希望を尊重しながら進めることが何より大切です。

 住まいが決まり、生活が安定し、心身の状態が整ってきた時に初めて次の一歩を踏み出しやすくなります。

 私たちは住居探しだけではなく、医療機関との連携や生活相談なども含めながら、一人ひとりの状況に合わせた支援を続けてまいります。

 人生の中では立ち止まらなければならない時もあります。

 しかし、それは決して後退ではありません。

 

 安心して休み、再び前を向くための準備期間になることもあります。

 これからの生活が少しずつ安定し、ご本人らしい未来へつながっていくことを願いながら、引き続き伴走してまいります。

 

 株式会社ギルドケア

関連記事一覧

  1. 搬入
  2. 訪問歯科
  3. パネルディスカッション
PAGE TOP