おはようございます、本日の投稿は株式会社ギルドケアが担当します。
今回お伝えするのは、十月三十一日の土曜日に開いたエールのご報告。
エールは、食べることに困っている方へ食料をお渡しする、私たちが続けている取り組みです。
開始は午後一時、場所は札幌の大通公園。
この日お越しいただいたのは、六十六名の方々でした。
回を重ねるごとに、顔なじみになった方が少しずつ増えているところ。
朝から降り続いていたのが、しとしとと冷たい秋の雨。
今日は人が集まらないかもしれない、という声もスタッフの中から出ていたほど。
それでも準備だけは手を抜けないため、事務所では朝から袋詰めの作業が進みます。
床いっぱいにお茶と水のペットボトルを並べ、その横にパンやお菓子を積み上げていく光景。

二人、三人と手分けをしながら、一袋ずつ中身をそろえていきました。

一袋の中身は、菓子パン、おにぎり、煎餅、カップ麺、小さなお菓子、そしてお茶と水。
ウェットティッシュと、相談先を書いたご案内のチラシも一枚ずつ入れています。

食べ物だけを渡して終わりにしない、というのがエールで大事にしているところ。
段ボールに詰め直し、車に積み込んだところで、ようやく現場へ出発。

会場に着くと、すでに列ができ始めていました。
傘をさし、フードをかぶって待っていらっしゃる方々の姿。

ところが開始時刻が近づくにつれ、空が少しずつ明るくなっていきます。
そして一時ちょうど、雨がぴたりと上がるという展開。
傘をたたむ音があちこちで聞こえ、列の表情がふっとやわらぐ瞬間。
長く待った方ほど、肩の力が抜けたように見えたもの。
背景には、色づいたばかりの木々とテレビ塔。
雨上がりの石畳が光を反射して、思いがけず気持ちのよい景色になっていました。
この日力を貸してくださったのが、托鉢のお坊さん。
両手に袋を提げ、ひとりひとりに手渡していかれる姿が、列の空気を和ませます。

私たちが心がけているのは、手渡しながら一言添えること。
体調はどうか、寝る場所はあるか、困っていることはないか。
そのひと言から相談につながる方が、毎回必ずいらっしゃるもの。
六十六という数字は、六十六通りの事情があるということ。
次回も土曜の午後一時から、同じ場所で皆さまをお待ちするつもり。
これからも、食べ物と相談の入口を一緒に届ける活動を続けてまいります。








