11/4(水)十月最後の土曜日に開いたエールは六十六名、開始時刻にぴたりと雨が上がった大通公園での一時間

 おはようございます、本日の投稿は株式会社ギルドケアが担当します。

 

 今回お伝えするのは、十月三十一日の土曜日に開いたエールのご報告。

 エールは、食べることに困っている方へ食料をお渡しする、私たちが続けている取り組みです。

 開始は午後一時、場所は札幌の大通公園。

 この日お越しいただいたのは、六十六名の方々でした。

 回を重ねるごとに、顔なじみになった方が少しずつ増えているところ。

 

 朝から降り続いていたのが、しとしとと冷たい秋の雨。

 今日は人が集まらないかもしれない、という声もスタッフの中から出ていたほど。

 それでも準備だけは手を抜けないため、事務所では朝から袋詰めの作業が進みます。

 床いっぱいにお茶と水のペットボトルを並べ、その横にパンやお菓子を積み上げていく光景。

 二人、三人と手分けをしながら、一袋ずつ中身をそろえていきました。

 

 一袋の中身は、菓子パン、おにぎり、煎餅、カップ麺、小さなお菓子、そしてお茶と水。

 ウェットティッシュと、相談先を書いたご案内のチラシも一枚ずつ入れています。

 食べ物だけを渡して終わりにしない、というのがエールで大事にしているところ。

 段ボールに詰め直し、車に積み込んだところで、ようやく現場へ出発。

 

 会場に着くと、すでに列ができ始めていました。

 傘をさし、フードをかぶって待っていらっしゃる方々の姿。

 ところが開始時刻が近づくにつれ、空が少しずつ明るくなっていきます。

 そして一時ちょうど、雨がぴたりと上がるという展開。

 傘をたたむ音があちこちで聞こえ、列の表情がふっとやわらぐ瞬間。

 長く待った方ほど、肩の力が抜けたように見えたもの。

 

 背景には、色づいたばかりの木々とテレビ塔。

 雨上がりの石畳が光を反射して、思いがけず気持ちのよい景色になっていました。

 この日力を貸してくださったのが、托鉢のお坊さん。

 両手に袋を提げ、ひとりひとりに手渡していかれる姿が、列の空気を和ませます。

 

 私たちが心がけているのは、手渡しながら一言添えること。

 体調はどうか、寝る場所はあるか、困っていることはないか。

 そのひと言から相談につながる方が、毎回必ずいらっしゃるもの。

 六十六という数字は、六十六通りの事情があるということ。

 次回も土曜の午後一時から、同じ場所で皆さまをお待ちするつもり。

 これからも、食べ物と相談の入口を一緒に届ける活動を続けてまいります。

 

 株式会社ギルドケア

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