利用者の安心・安全を守るために行われたグループ全体での虐待防止委員会の話

 おはようございます、本日の投稿は株式会社GUILD GROUP(ギルドグループ)が担当します。

 先日、グループ全体を対象とした「虐待防止委員会」の会議が開催されました。

 今回は複数拠点の担当者が参加し、各施設のスタッフが一堂に会する形で行われたため、日頃なかなか話せない他事業所の意見にも耳を傾ける貴重な機会となりました。

 

 会議の冒頭では、改めて「虐待とは何か」についての定義確認と、厚生労働省が提示するガイドラインの再確認が行われました。

 その後、現場での対応例やヒヤリハット事例を共有しながら、どういった声かけや行動が虐待リスクにつながるのかを一緒に考えました。

 

 話し合いが進む中で印象的だったのは、スタッフ一人ひとりが真剣な眼差しで意見を交わしていたことです。

 「悪意がなくても伝わり方で傷つく場合がある」「日常の忙しさでつい表情がきつくなっていないか見直したい」といった声が上がり、単にルールを守るだけではなく、自分自身の姿勢にも目を向けるきっかけとなりました。

 

 また、ある拠点からは「新人職員への研修強化」が提案されました。

 虐待を防ぐには、経験年数に関わらず全職員が共通の認識を持つことが重要。

 そのため、定期的な振り返りやOJTの導入が必要との意見も出され、今後の体制強化へとつながる議論が活発に交わされました。

 

 誰かが声を上げやすい環境、そして見逃さない・見過ごさない体制づくり。

 それが虐待防止の第一歩です。

 今後も継続的に委員会を開き、現場の声を反映しながら、利用者にとっても職員にとっても安心できる環境を整えてまいります。

 NPO法人os Forward

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