玄関の床も見えない部屋に挑む!“片付け前”から始まる一日

 おはようございます!水曜日の投稿は株式会社リトライフが担当します。

 先日の出来事です。

 玄関を開けた瞬間、スタッフ一同しばらく言葉を失いました。

 空き缶、食べ終わった後の袋、新聞紙、段ボール…それらがまるで壁のようにそびえ立ち、中に入ることさえままなりません。

 

 ミッションはもちろん、室内の清掃。

 でも、その開始までが本当に大変だったのです。

 まず、玄関の前に山積みになっていたゴミをどかすことからスタート。

 しかし動かそうと手を伸ばせば、袋が破れて中身がポロリ。

 ため息をつく間もなく、スタッフたちは次々にゴミの山をかき分けていきました。

 

 足元には不安定な物が積み重なり、床は一切見えません。

 安全のため軍手を二重にし、長靴も装備。

 まるで探索隊の気分で、一歩ずつ慎重に部屋の奥へと進みました。

 

 居住者の方はというと、「だいぶ散らかっちゃって…すみません」と一言。

 あまりにも静かなその声に、私たちの方が背筋を伸ばされました。

 これは単なるゴミではなく、日々の葛藤や孤独の痕跡なのかもしれない。

 そう思うと、片付けの手つきも自然と丁寧になっていきます。

 

 この日の午前は、ようやく室内の導線を確保し終えたところでタイムアップ。

 いよいよ午後は、本格的な片付けに入ります。(次回のブログでご報告いたします!)

 まだまだ時間はかかりそうですが、第一歩を踏み出せたことが大きな前進です。

 掃除とは、人の暮らしに寄り添い、積み重なった時間を丁寧に紐解いていく営みでもあるのです。

 もし、お片付けの際にお困りのことがありましたら、私共リトライフをへご相談してください!

 

 株式会社リトライフ

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