薬封筒づくりと昼食準備、それぞれのペースで取り組む就労支援の一日

 おはようございます!本日の投稿はラブソルが担当します✨

 本日は、就労支援の一環として薬封筒の作成や、学習用テキストに取り組む活動を行いました。

 作業は決して派手ではありませんが、日常を支える大切な役割を担っており、一枚一枚に丁寧さと集中力が求められます。

 

 活動の開始時、それぞれが「ここが落ち着く」と感じる席へと自然に散らばり、静かなスタートとなりました。

 ある方は窓際で光を感じながら、また別の方は壁際の席でゆっくりと。

 周囲の音に敏感な方はイヤーマフをつけて集中しており、自分に合った環境で取り組めることの大切さを改めて実感しました。

 

 薬封筒づくりでは、封筒に印刷された細かな罫線を意識しながら、封入作業やチェック工程までを一連の流れでこなしていきます。

 小さなミスが大きなトラブルに繋がることもあるため、慎重な手つきが印象的でした。

 午後にはテキストに目を通し、集中して手を動かす姿も見られました。

 

 作業の合間には、それぞれが自分のペースで昼食の準備に取り掛かります。

 ご飯をよそう順番を譲り合いながら、スープを手にしたり、揚げ物をさらに乗せたり、落ち着いた空気の中でそれぞれが自分のお昼をつくっていく様子がありました。

 

 ”みんなで同じことを一緒に”はなく、”それぞれができることを、できる形”このスタイルこそが、私たちの支援の特徴。

 集団行動が苦手な方でも、自分のペースを尊重してもらえる安心感があれば、一歩踏み出す勇気につながります。

 本日の就労支援も、にぎやかさはありませんが、一つひとつの動きに意味があり、支え合う優しさが見え隠れしていました。

 静かだけど確かな一日だったと感じています。

 

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