おはようございます、本日の投稿は株式会社GUILD GROUP(ギルドグループ)が担当します。
全国児童養護施設の施設長が一堂に会する研究協議会に、今回は声をかけていただき参加する機会を得ました。
会場には、日々子どもと向き合う多くの専門職が集まり、静かな熱気が漂っていました。
今回のテーマは「子どもが未来を思い描く養育とは」。
その主題に触れた瞬間、参加者の真剣な表情がより際立ち、会議全体の空気が引き締まったように感じられます。

講演では、子どもの自立を後押しする関わり方について多様な視点が示され、どの話題も実践に直結する内容でした。
特に印象的だったのは、とあるの施設長が「安心して社会生活を送るために必要なのは、日々の小さな成功体験の積み重ねだ」とお話ししていた点です。
理想論ではなく、今日から現場で取り組める視点が多く語られ、参加者同士が頷き合う場面も目立ちました。

また、進路選択の支援や、対人関係に自信を持てない子どもへのアプローチなど、現場で直面する悩みが率直に共有されました。
参加した一人として、同じ課題に向き合う仲間が全国にいるという安心感を得られ、視野がぐっと広がる体験でもあります。
現場での困りごとは孤独になりがちですが、共有されることで少しずつ形が変わり、次の支援方法が見えてくるものだと実感しました。
主催側から子どもが描く未来について熱いお言葉もいただき、胸に深く残りました。
支援は派手ではなくても、毎日の積み重ねが未来につながる――その姿勢を再確認できた瞬間でした。

今回得た学びを、明日からの実践に丁寧に生かしていきたい気持ちが自然と湧き上がっています。
子どもが安心して生活を整え、自分の未来を少しずつ描き始められるよう、これからも寄り添い続けたいという思いが強まりました。
今後も、こうした場で得た視点を大切にしつつ、現場での支援をより豊かなものにしていく予定です。









