美容室が小さな社交場になる日”綺麗になる”だけでは終わらない恒例外出支援のあたたかさについて

 おはようございます!本日の投稿は株式会社GUILD WORKS(ギルドワークス)が担当します。

 定期開催行事となっている美容室への外出支援。

 先日も数名の利用者様と共に向かい、季節の風を感じながら歩きました。

 美容室のドアを開けた瞬間に広がるシャンプーの香りは、少し緊張していた表情を優しくほぐすきっかけになります。

 席に案内されると、皆さんの表情が徐々に解れていくのがわかり、こちらも安心感で自然と笑みが浮かびます。

 カットやカラー、前髪の調整まで様々でしたが、仕上がりの鏡を見た瞬間に生まれる「いい感じ」という小さな歓声は、いつも変わらず嬉しいものです。

 

 順番を待つ間は、利用者様同士の会話が弾む時間でもあります。

 普段は物静かな方がふと冗談を言い、その言葉に周りがくすっと笑う場面も。

 美容室という外出先が、単なる身だしなみケアの場を超え、小さな社交スペースに変わっていきます。

 

 「今度は茶色っぽい髪にしようかな」と誰かが話すと「似合いそう」と返す声なんかも聞こえてきます。

 普段とは違う空気や時間の流れが、自然な交流を生み出してくれました。

 待ち時間が長引いても苛立つ様子はなく、雑誌を眺めたり、お互いの仕上がりを想像して笑い合ったりする穏やかな空間があり、スタッフとしても心が温まります。

 

 仕上がった髪に触れて嬉しそうに頬をゆるませる姿を見ていると、散髪という行為が持つ力を改めて感じました。

 外見が少し整うだけで鏡を見る回数が増え、声が弾み、歩き方まで変わる方もいます。

 私たちが行っているのは「自分を大切にする時間」の支援なのかもしれません。

 それぞれが自信を持って帰途につける時間を積み重ねていけたら、自己肯定感はきっと少しずつ育つはずです。

 次回はどんな髪型が生まれるのか、今から楽しみが広がります。

 株式会社ギルドケア

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