新ひだか町からのSOS│住まいを失った男性を迎えに行くまでの支援の記録

 おはようございます、 本日の投稿は株式会社GUILD CARE(ギルドケア)が担当します。

 先日、新ひだか町より一本の相談が入りました。

 対象は50代の男性について。

 覚せい剤の使用歴があり、現在は住まいもなく、行くあてもない状況とのことでした。

 地域での生活が立ち行かなくなり、支援先を探している段階でした。

 

 現在は日高町役場が費用を負担し、旅館に一時的に宿泊している状態。

 緊急避難的な措置ではあるものの、長期的な居場所にはなりません。

 期限があるからこそ、次の一手を急ぐ必要があります。

 

 先日、Zoomで本人と面談を行いました。

 画面越しに映る表情は、緊張と不安が入り混じった様子。

 それでも受け答えは丁寧で、状況を変えたいという意思は感じ取れました。

 過去の使用歴についても隠すことなく話してくれました。

 再使用の不安、孤立、仕事が続かなかった経験。背景には複数の課題が絡み合っています。

 

 「もう一度やり直せる場所があるなら頑張りたい」その一言が、今回の支援を具体的に前へ進めました。

 言葉にすることは簡単ではありません。

 依存歴のある方にとって、信頼関係の構築こそ最初の壁です。

 

 月曜日に日高町まで迎えに行くことが決まりました。

 直接顔を合わせ、生活の再設計を始めます。

 移動の車中は、単なる送迎ではありません。

 新しい環境へ向かう時間であり、覚悟を確認する時間でもあります。

 

 依存症支援は、住居確保だけで完結しません。

 通院の継続、就労支援、金銭管理、そして孤立を防ぐ関わり。

 どれか一つが欠けても再発のリスクは高まります。

 だからこそ初動が重要。

 今はまだ仮の宿泊先にいる段階。

 しかし月曜日からは「拠点」を持つ生活が始まります。

 

 支援とは特別なことではなく、生活を整える伴走です。

 失ったものに目を向け続けるのではなく、これから積み上げるものに焦点を当てる。

 その視点が未来を変えます。

 

 新ひだか町からつながった一本の線。

 やがて安定した生活へと伸びていくことを願いながら、月曜日の迎えに向けて準備を進めています。

 ここからが本当のスタートです。

 

 株式会社ギルドケア

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