「大丈夫」という言葉の裏に隠れていた危険、転倒事故から発覚した脳梗塞と早期受診の大切さ

 おはようございます、 本日の投稿は株式会社GUILD CARE(ギルドケア)が担当します。

 高齢者の方の生活を支援していると、日常の中に思いがけない出来事が起こることがあります。

 何気ない体調の変化や小さな事故が、実は大きな病気のサインである場合も少なくありません。

 今回の出来事も、そんな日常の中で起きた一つの出来事でした。

 

 ある日、80代の男性が自宅で転倒したという連絡が入りました。

 状況を聞くと、突然めまいを感じてバランスを崩し、そのまま倒れてしまったとのことでした。

 倒れた際に体が窓際に当たり、窓ガラスが割れてしまったそうです。

 幸いにも大きな出血などは見られず、見た目には大きな怪我はなさそうな様子でした。

 

 現場に伺ったとき、男性は椅子に腰掛けて落ち着いた様子で話をしていました。

 転倒の直後であれば混乱していることもありますが、そのような様子は見られません。

 本人に体調を確認すると、多少のふらつきはあるものの意識ははっきりしている状態でした。

 

 しかし、気になったのは「めまい」がきっかけで転倒したという点でした。

 高齢者の場合、めまいの原因はさまざまですが、時には重大な病気が隠れていることもあります。

 本人は落ち着いていましたが、念のため医療機関での診察を勧めることにしました。

 

 彼は最初、「大丈夫だから心配しなくていい」と話していました。

 転倒した直後でも、本人が平気だと言うことは珍しくありません。

 痛みや体調の異変を自分で軽く考えてしまうケースもあるため、周囲が慎重に判断する必要があります。

 

 病院で検査を受けた結果、思いもよらない診断が出ました。

 原因は脳梗塞だったのです。

 転倒はただの事故ではなく、脳梗塞によるめまいが引き金になっていた可能性が高いと説明されました。

 もし受診をせずそのまま様子を見ていた場合、症状が悪化していた可能性も考えられます。

 

 脳梗塞は突然発症することが多く、初期の症状が分かりにくい場合もあります。

 強い痛みがないために見過ごされることもあり、本人が気づかないうちに進行してしまうこともあります。

 今回のように、めまいや転倒といった出来事がきっかけで発見されるケースもあります。

 

 窓ガラスが割れるほどの転倒は、決して小さな出来事ではありません。

 しかし、それ以上に重要だったのは、体の中で起きていた変化に気づくことでした。

 日常の中で起きる出来事の裏側に、思いがけない原因が隠れていることもあります。

 

 高齢者支援の現場では、本人の言葉だけでは判断できない状況もあります。

 本人が平気だと話していても、体調の変化を慎重に見極めることが大切になります。

 早めに医療機関へつなぐことで、重大な状況を防ぐことができる場合もあるからです。

 今回の出来事は、日常の小さな異変を見逃さないことの大切さを改めて感じる機会となりました。

 

 株式会社ギルドケア

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