おはようございます、本日の投稿は株式会社ギルドケアが担当します。
今回ご紹介するのは、少し変わったいきさつで私たちギルドとつながった利用者様のお話。
この方は九月七日、遠くフィンランドへ渡ろうと、新千歳空港にいらっしゃいました。
北海道を訪れたのは、これで三度目のこと。
ところが空港に着いてみると、そこからは目的地へ飛ぶ便がないとのこと。
思い描いていた予定が急に途切れてしまい、途方に暮れる思いもあったのでしょう。
そんな中でふと、こんな思いが胸に浮かんだといいます。
「いっそ北海道に住んで、落ち着きたい」。
長旅の末にたどり着いた、素直な気持ちだったのかもしれません。
その願いをきっかけに、私たちギルドへとつながってくださいました。

この利用者様が歩んでこられたのは、長い人生の道のり。地元の高校を卒業し、その後は東京の専門学校へ。
学校自体は途中で離れることになりましたが、その後はご実家が営む会社へ入社し、二十代から四十代まで長く勤め上げられたそうです。
一時期は、会社の代表を務められた時期もあったとのこと。
体調を崩して療養する期間をはさみながらも、会社に復帰し、長く働き続けてこられたそう。
そうした歩みの中で、私たちがつながることができたのが、この方の叔母様でした。
叔母様は少し前、九月六日にご本人の住まいを何度か訪ねてくださっていたとのこと。
留守が続いていたものの、部屋の電気やエアコンはついていたそうで、入院先からの退院手続きや支払いも手伝われたとのこと。
今後も連絡を取り合っていく予定です。
住み慣れた土地を離れ、見知らぬ場所で一から暮らしを整えるのは、決して簡単なことではありません。
それでもこの方は、迷いながらも自分の意思で、北海道での生活を選ばれました。
そして本日、区役所で保護の申請を行い、あわせてギルドへの入居も決まったところ。ここが、この方にとって新しい暮らしのスタート地点になります。
新しい環境での暮らしは、まだ始まったばかり。
新しい生活に慣れるまでには、少し時間がかかることもあるでしょう。
焦らず、ご本人のペースを大切にしていきたいところ。私たちは、この方が安心して過ごせるよう、一つずつ環境を整えていきたいと考えています。
せっかくつながった叔母様との縁も大切にしながら、これからの生活を支えていきたいところ。
これからも利用者お一人おひとりの歩みに寄り添いながら、支援を続けてまいります。








