手稲駅から届いた一本の電話、仙台から来られた男性をご家族のもとへ送り出すまでの二泊三日

 おはようございます、本日の投稿は株式会社ギルドグループが担当します。

 

 今回お伝えするのは、仙台から札幌へ来られた男性との、二泊三日のお話。

 ご友人に会うために海を渡ってこられたものの、当日は連絡がつかず、会うことができなかったそうです。

 行き先の決まらないまま駅から駅へと移動を重ね、たどり着いたのが手稲駅。

 どうしてよいか分からなくなり、思い切って警察へ電話をかけたとのこと。

 つながった手稲警察署からご連絡をいただき、私たちが駆けつける流れになりました。

 

 駅で初めてお会いしたとき、まず気になったのは足元。

 長い時間座り続けていたせいか、歩く動作がかなりつらそうな様子。

 以前に腰を痛めてから、長い距離を歩くのが難しくなったと、ご本人から伺っています。

 まずは体を休められる場所が必要だと考え、その日のうちに一時的に泊まれる部屋をご用意。

 温かい食事をとっていただき、ゆっくり眠れる環境を整えるところまでが初日の動きでした。

 

 翌日は、会えずじまいだったご友人へあらためて電話。

 何度かやり取りを重ねた末、無事に会う約束を取り付けられます。

 再会の時間を過ごされたあと、表情がずいぶんやわらいでいたのが印象的。

 

 並行して進めていたのが、帰り道の相談。

 仙台に息子さんがいらっしゃると伺い、ご本人の希望を確かめながら、手順をひとつずつ整理していきます。

 駅までどう移動するか、乗り換えはどこか、到着後はどなたが迎えてくださるのか。

 遠方への移動は、体力に不安のある方にとって簡単ではありません。

 連絡を重ね、仙台側で迎えてくださる体制まで確認できたところで、ようやく出発の日。

 

 札幌で二泊を過ごし、男性は仙台へと戻っていきます。

 後日届いた知らせによると、仙台空港には地域のケアマネジャーさんと息子さんが待っていてくださったとのこと。

 安心して迎えてくれる人がいる場所まで戻れたことが、何よりの結果。

 

 今回あらためて感じたのは、電話一本でつながる先があることの大きさ。

 知らない土地で困ったとき、頼れる番号をひとつ知っているかどうかで結果は変わります。

 警察から私たちへ、そして私たちから仙台の関係者へと、手が次々につながっていく流れ。

 どこか一か所でも途切れていれば、男性は駅で夜を明かしていたかもしれません。

 その流れを絶やさないよう、これからも関係機関との連携を大切にしてまいります。

 

 株式会社ギルドケア

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