おはようございます、 土曜日の投稿は株式会社GUILD CARE(ギルドケア)が担当します。
児童養護施設を卒園したある若者は、療育手帳を持つ方です。
彼女は特に掃除が苦手で、部屋を整えることに対して苦手意識を抱いていました。
しかし、この日、スタッフは彼女と共に自室の掃除に取り組むことを決めました。
この活動は、単に部屋をきれいにするだけではなく、彼女にとって重要な信頼関係を築くための貴重な機会でもあるのです。
掃除を始める前に、彼女はスタッフと軽い雑談を交わしました。
笑顔を見せながら、互いの趣味や最近の出来事について話すことで、彼女は少しずつリラックスした様子を見せてくれます。
このような対話があると、掃除の作業が楽しく感じられることが多く、心地よい雰囲気の中で進められました。
掃除が始まると、彼女はスタッフと共に緊張感がほぐれた様子で活動を進めました。
まずは、部屋の整理整頓から始まりました。
不要な物を分別し、リサイクルできるものや捨てるべきものをきちんと分ける必要があります。
これは必要だろうか?と本人が考えながら物を選ぶ姿が見受けられ、少しずつ掃除への嫌悪感が薄められている様子が伺えました。
このような活動を通じ、彼女は最初に比べてすこしずつ掃除をすることが苦痛ではなく、むしろ自分自身の部屋をきれいにすることで達成感を感じるようになったかと思われます。
この活動を通じて、彼女とスタッフの間には確かな信頼関係が築かれました。
彼女は自分の気持ちを素直に表現することができ、スタッフもまた彼女の成長を見守る喜びを感じています。
このような小さな日常の積み重ねが、彼女の自立への道を開いていくのだと確信しています。
今後も、彼女は掃除だけでなく日常生活のスキルを身につけるために、スタッフと共に様々な活動に取り組んでいく予定です。
この体験が、彼女の自信と成長につながることを心から願っています!