おはようございます、本日の投稿は株式会社GUILD GROUP(ギルドグループ)が担当します。
12月を目前にした札幌は、日が沈むと一気に空気が張り詰め、手先がかじかむような冷え込みとなりました。
そんな中でも、いつも変わらず顔を出してくださる皆さんが少しでも安心してを過ごせるよう、今回の炊き出しでは、定番のお菓子や飲み物、菓子パンに加えて、使い捨てカイロと不織布マスクもお渡ししすることに。
気温が急に下がると体調を崩しやすくなるため、温かさを持続できるカイロはとても喜ばれました。
マスクも「助かります」と言葉をいただき、冬の始まりをともに乗り越えようという気持ちが自然と共有されたような気がします。

特に今年は札幌でもインフルエンザをはじめとした風邪が流行しており、健康面の不安を抱える方が増えています。
そこで今回は物資の配布だけでなく、感染予防のための小さな工夫をお伝えする時間も設けました。
難しいことではなく、今日から無理なく続けられることを中心にしたのがポイント。
たとえば、外から戻ってきたときの手洗いはもちろんですが、指先だけで終わらせず手首まで洗うことで清潔さをより保てますし、うがいも一度の水で終えるのではなく、三回に分けて行うことで喉の乾燥を防ぎやすくなります。
また、空気の乾燥が進む時期には、こまめな水分補給が風邪予防にとても有効で、温かい飲み物で体の中から温めることもこの季節の大切なケアになります。

配布の合間には、普段よりも体調に関する相談が多く寄せられました。
炊き出しの場は、こうして季節ごとの不安や悩みを共有できる場所になっているのだと改めて実感しました。

冬はまだ始まったばかりで、これからさらに厳しい寒さが続きます。
それでも、こうして顔を合わせ、言葉を交わしながら支え合える時間があることで、寒い夜の中にほんのりと温かい灯りがともるように思えました。
次回の炊き出しでも、皆さんが少しでも安心して冬を過ごせるよう、引き続き工夫を重ねていきます。









