5/29(金)支援開始から見えた小さな命への思い―16歳の少女が選んだ出産という道

 おはようございます、 本日の投稿は株式会社GUILD GROUP(ギルドグループ)が担当します。

 先日、新たな支援が始まりました。

 今回ご紹介するのは、16歳の女性です。

 療育手帳Bを所持しており、これまで社会的養護のもとで生活してきました。

 さまざまな経験を重ねながら成長してきた中で、現在妊娠5週であることが分かりました。

 

 突然の出来事に、本人も周囲も戸惑いがありました。しかし話を重ねる中で、本人の気持ちははっきりしていました。

「産みたい」

 その言葉には迷いよりも強い決意が感じられました。

 16歳での妊娠と聞くと、多くの方は不安を思い浮かべるかもしれません。

 学校のこと、生活のこと、お金のこと、出産や子育てのことなど、考えなければならないことは数多くあります。

 

 特に社会的養護のもとで育ってきた方の場合、家族からの支援を受けることが難しいケースも少なくありません。

 そのため、本人一人で抱える負担はさらに大きくなります。

 だからこそ私たちが大切にしたいのは、「産むか産まないか」を周囲が決めることではなく、本人が十分な情報を得た上で、自分自身の意思を大切にできる環境を整えることです。

 

 妊娠や出産はゴールではありません。

 その先には赤ちゃんとの生活が続いていきます。

 夜中の授乳、通院、買い物、家事、子どもの成長に合わせた対応など、毎日の積み重ねがあります。

 支援の現場では、出産までの準備だけでなく、その後の生活をどう支えていくかも重要な課題になります。

 

 今回の支援でも、医療機関との連携や福祉制度の確認、今後の住まいについての相談など、少しずつ準備を進めています。

 本人が安心して妊娠期間を過ごせるよう、一つひとつ整理していく予定です。

 

 支援をしていると、人の人生の大きな節目に立ち会うことがあります。今回もその一つです。

 妊娠という出来事だけを見るのではなく、その背景にある人生や想いに目を向けることが大切だと感じています。

 これから先、不安なことや悩むこともきっと出てくるでしょう。

 思い通りにいかない日もあるかもしれません。それでも、一人で抱え込まずに相談できる場所があることは大きな力になります。

 

 私たちは答えを与える存在ではなく、一緒に考えながら歩いていく存在でありたいと思っています。

 16歳の少女が選んだ未来は、決して簡単な道ではありません。

 しかし、自分で選んだ一歩には大きな意味があります。

 これから始まる新しい生活が、本人にとって少しでも安心できるものになるよう、私たちも寄り添いながら支援を続けていきたいと思います。

 

 株式会社ギルドケア

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