おはようございます、本日の投稿は株式会社GUILD GROUP(ギルドグループ)が担当します。
10月10日、北海道・東北地方自立準備ホーム勉強会・研修会が開催され、私たちも参加しました。
各地で支援に携わる多くの関係者が集まり、現場の課題や新しい取り組みについて意見を交わす貴重な機会となりました。

最初のプログラムでは、東北管内における自立準備ホームの現状が紹介されました。
各地域での運営状況や支援体制の違い、課題などが丁寧に共有され、現場のリアルな声を聞くことができました。
続いて、北海道・東北全体としての傾向や今後の方向性についても説明があり、地域を越えた支援の在り方を改めて考えさせられます。


日本自立準備ホーム協議会の活動紹介や、行政からの説明も行われ、制度的な枠組みや支援の拡充に向けた取り組みを知ることができました。
特に印象的だったのは、基調講演の「拘禁系下における処遇の現状」および「道内刑事施設における近時の取り組み」です。
刑事施設から社会へ戻るまでの支援がいかに重要であるか、そして出所後の居場所を支える仕組みの必要性を、改めて強く実感しました。

午後はグループワークが行われ、参加者同士で意見交換を実施。
実際の事例をもとに、より良い自立支援とは何かを真剣に語り合いました。
異なる立場の方々と意見を交わすことで、新たな視点や工夫が生まれ、現場での支援に活かせる具体的なヒントを得ることができました。
最後に感想共有の時間が設けられ、会場には前向きな空気が流れていました。
支援の現場は時に厳しく、思うように進まないこともあります。
しかし、こうして同じ志を持つ人々が集い、知恵を分かち合うことで、確かに支援の輪は広がっていくのだと感じました。
この学びを日々の活動へどう還元していくか。
参加者それぞれが新たな決意を胸に、次の一歩を踏み出すきっかけとなった研修会でした。








