若者が安心して暮らせる社会を目指した学術集会での学びを丁寧にまとめた参加レポート

 おはようございます!本日の投稿はソーシャルワーカーズが担当します。

 11月15日から16日にかけて、コンベンションセンターで「日本子ども虐待防止学会 第31回学術集会ほっかいどう大会」が開催されました。

 全道から支援者や研究者が集まり、若者支援や居住支援の最前線について学び合う貴重な二日間となり、会場全体が静かな熱気に包まれていました。

 今回私は、若者の生活基盤づくりに関するプログラムを中心に参加し、現場で生きる支援の形を改めて考える時間となりました。

 

 最初のプログラムは、NPO法人サンカクシャの居住支援スタッフ、門馬晃平氏による「サンカクシャの取り組む若者の居住支援について」。

 10代後半から20代前半の若者が抱える「居場所の脆弱さ」や「頼れる大人がいない状態」について、現場の経験を交えながら具体的に紹介されました。

 住まいが整うと、生活リズムや就労意欲にまで良い影響が広がるという話が印象的で、支援の入口として住居環境がいかに重要かを再認識する内容でした。

 続いて、実際にサンカクシャで支援を受けた若者へのインタビューまとめが流れ、ひとつの「安心できる部屋」が人生の立て直しの大きなきっかけになることが伝わってきます。

 

 次のプログラムでは、検証会議座長の山内太郎氏より、学生向けユースサポートハウスと検証会議の取り組みについて説明がありました。

 学生が直面する孤立や住まいの不安定さに対し、地域で支え合いの仕組みを広げていく試みは、若者支援の未来を考えるうえで大きなヒントになります。

 専門職だけでなく地域住民が関わることの意義にも触れられ、支援の枠を超えた協働の可能性に期待が高まりました。

 

 最後はグループディスカッション「若者が安心して暮らせる支援とは」。
 ①若者の居住支援に関する取り組みや課題を共有する
 ②課題解決へ向けたアイデアを参加者同士で話し合う
 ③企画終了後も情報交換できる体制づくりを進める
という三つの目的を軸に進められ、活発な意見交換が続きました。

 私のグループでは、支援につながりにくい若者をどう地域に巻き込んでいけるかについて議論が深まり、できることの幅が思った以上に広いと気づかされます。

 

 今回の学術集会は、若者の自立と安心をどう地域で支えていくかを参加者全員で考える場となりました。

 支援のヒントを持ち帰るだけでなく、明日からの関わり方を見直すきっかけにもなり、得られた学びを現場で活かしていきたいと改めて感じています。

 NPO法人os Forward

 

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