警察署での対応から学ぶ行動と反省のプロセスを支援視点で考える

 おはようございます、本日の投稿は株式会社GUILD GROUP(ギルドグループ)が担当します。

 先日、北警察署にて入居者のガラ受けに同行してきました。

 今回のケースは、本人が空腹を感じ、夢に出てきたジンギスカンを無性に食べたくなったことで、最初から万引きをするつもりで東光ストアへ向かった経緯があります。

 店内で商品を会計せずに持ち出したところ、警備員に見つかり現行犯で捕まったという事案でした。

 

 本人は、万引きが悪い行為であることを十分に理解しており、弁解の余地はないと最初から素直な態度で臨んでいました。

 そのため、警察署での対応も落ち着いており、職員の立ち会いのもとで必要な手続きを進めることができました。

 事件後、本人は自身の行為について「すみませんでした」と口にし、迎えに来てくれた職員には「ありがとうございました」と感謝を述べています。

 

 手続き終了後、職員とともに東光ストアへ行き、万引きした商品の買い取りを行いました。

 購入したのは冷凍ジンギスカン、もやし、野菜セット、ジュース2点、合計5点で2389円。

 本人は人目を非常に気にしており、直接店員に謝罪することはできませんでした。

 店側も「来てくれなければそれで良い」と対応してくださり、代理で謝罪を行いました。

 この一連の経験は、本人にとって自分の行為の重さを体感するきっかけとなったようです。

 

 自宅に戻ってからは、反省の気持ちが行動や言動に少しずつ現れるようになりました。

 直接「悪いことをした」という自覚が表れ、職員に迷惑をかけている現状も認識しています。

 支援者として重要なのは、単に叱責することではなく、本人が自分の行為を振り返り、今後の行動を改善するためのサポートを提供することです。

 こうした経験を通じて、社会でのルールや責任感について少しずつ学んでいくことが期待されます。

 

 今回の事例から見えてくるのは、行動の原因や背景を理解することの大切さです。

 空腹や衝動といった人間らしい感情が引き金となることもありますが、それを適切にコントロールする力や支援者のフォローが必要。

 本人は何度も職員に迎えに来てもらうことで迷惑をかけている自覚を持ち始めており、この気付きが今後の行動改善に繋がる重要なステップとなるでしょう。 

 「すみませんでした。迎えに来てくれてありがとうございました」と本人が言ったその言葉には、責任感の芽生えと支援への感謝の気持ちが込められています。

 

 NPO法人os Forward

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