雪の日常に生まれた小さな物語 入居者が作ったヒヨコの雪玉が教えてくれたこと

 おはようございます、本日の投稿は株式会社GUILD GROUP(ギルドグループ)が担当します。

 冬のグループホームでは、雪が日常の一部として存在しています。

 除雪や移動の大変さがある一方で、雪そのものが人の気持ちを和らげる瞬間も生まれます。

 そんなある日、外に出てみると、玄関先に並んだ小さな雪玉が目に入りました。

 

 それは入居者の一人が作ってくれた、ヒヨコの形をした雪でした。

 アヒル型の雪玉を使い、丸い体と小さな頭がきれいに整えられています。

 雪質を選び、崩れないようにそっと形を作った様子が伝わってきました。

 

 よく見ると、そのヒヨコたちの中で一匹だけ、少し違う方向を向いています。

 整然と並ぶ中で、ほんのわずかなズレが生まれていました。

 その姿が不思議と印象に残り、見る人の気持ちを和ませます。

 その不揃いさに、そこに温かさを感じる瞬間でした。

 

 作った本人に話を聞くと、特別な意味はなく、作っているうちに自然とそうなったとのことでした。

 その何気なさが、この雪玉の魅力でもあります。

 きっちり揃えなければいけないわけではなく、思うままに手を動かした結果が形になっています。

 

 グループホームでの生活は、決められた時間やルールに支えられています。

 その中で、こうした自由な発想や遊び心が生まれることは、とても大切な要素。

 小さな創作活動が、気分転換になり、他の入居者や職員との会話のきっかけにもなります。

 

 雪はやがて溶けてしまいます。

 しかし、その場に生まれた空気や笑顔は、簡単には消えません。

 今回のヒヨコの雪玉は、冬の日常の中に生まれた、小さくも確かな物語でした。

 これからも、こうした何気ない瞬間を大切に見守っていきます。

 

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