おはようございます、 本日の投稿は株式会社GUILD GROUP(ギルドグループ)が担当します。
先日、相談室つむぐの職員が認知症に関する研修へ参加してきました。
高齢化が進む中で、認知症について正しく理解することは支援者だけではなく、地域全体にとっても大切な課題となっています。
今回の研修では認知症の基礎知識だけではなく、実際に当事者の立場を体験できるVRプログラムも用意されており、とても学びの多い時間となりました。
認知症と聞くと、「物忘れが多くなる病気」というイメージを持つ方も少なくありません。
しかし実際には、記憶だけではなく判断力や理解力、時間や場所の認識などにも影響が出る場合があります。
今回の研修では、認知症の中でも特に患者数が多いアルツハイマー型認知症について詳しく学びました。

アルツハイマー型認知症では、少し前の出来事を忘れてしまったり、何度も同じことを尋ねたりすることがあります。
一方で昔の記憶は比較的残っている場合もあり、その特徴を理解することが支援の第一歩になるとの説明がありました。
知識として学ぶことも重要ですが、今回特に印象的だったのはVR体験です。
専用の機器を装着し、認知症の方がどのような世界を見ているのかを疑似体験しました。
周囲の状況がうまく理解できなかったり、人の話が聞き取りづらかったり、自分が今どこにいるのか分からなくなったりする感覚を体験することで、想像以上の不安や混乱があることを実感しました。

普段は何気なく行っている会話や声かけも、相手の状況によっては大きな負担になっている可能性があります。
逆に、ゆっくりとした話し方や安心できる言葉かけが大きな支えになることも学びました。
症状だけを見るのではなく、その人がどのような不安を抱え、どのような生活を送ってきたのかを知ることが大切なのだと改めて感じました。
支援の現場では、困りごとを解決するだけではなく、安心して過ごせる環境づくりも求められます。
そのためには知識だけではなく、相手の気持ちに寄り添う姿勢が欠かせません。

研修後、参加した職員からは「体験して初めて分かることがあった」という感想も聞かれました。
今回得た学びを日々の支援に活かし、一人ひとりの思いや不安に寄り添える関わりを続けていきたいと思います。
相談室つむぐでは、今後も様々な研修に参加しながら知識と経験を積み重ね、地域の皆さまにより良い支援を提供できるよう取り組んでまいります。







