おはようございます!本日の投稿はソーシャルワーカーズが担当します。
先日、春の訪れとともに、支援グループではちょっとした企画を実施しました。
普段は訪問理美容で髪を整えている利用者さんたちに、今回は実際の美容室での散髪を体験していただく機会を設けたのです。
シャンプー台での洗髪も含め、まるで特別な外出のような一日。
多くの方が「お店で切ってもらうなんて久しぶり」と照れ笑いしながら椅子に座っていました。


今回お世話になった美容室のスタッフの方々も、利用者さん一人ひとりに丁寧に接してくださり、和やかな雰囲気で施術が進みました。
なかには「こんなにスッキリしたのは何年ぶりだろう」と冗談を交えて話す方もおり、普段とは一味違う嬉しさが感じられました。


実際に髪を整えたあとは、見た目の印象もぐっと変わります。
表情まで明るくなり、周囲のスタッフからも「若返ったね」「爽やかになった」と声が上がりました。
髪型ひとつでここまで印象が変わるのかと、改めて実感させられた瞬間です。

また、普段あまり外出の機会がない利用者さんにとって、美容室という場所に出向くこと自体が大きな刺激になります。
シャンプー台での洗髪や店内の音、におい、照明など、五感を通して多くの経験ができたのではないでしょうか。
このような体験を通じて、ただ身だしなみを整えるだけでなく、心にも変化が生まれることがあります。
清潔感が増すだけでなく、自信や前向きな気持ちにもつながるのです。

今後も季節の節目に合わせて、ちょっとしたお楽しみや体験型の支援を取り入れていきたいと考えています。
今回の美容室での散髪体験は、スタッフにとっても利用者さんにとっても、大切な思い出となりました。