月形刑務所の見学に30名が参加!施設内の現場と更生支援の取組みにふれる有意義な2日間

 おはようございます、本日の投稿は株式会社GUILD GROUP(ギルドグループ)が担当します。

 先日、私たちは二日にわたり、北海道の月形刑務所を見学してきました。

 参加者はスタッフ総勢30名。

 見学前のオリエンテーションから始まり、普段なかなか見ることのできない施設内部を丁寧に案内していただきました。

 刑務所というと、どこか遠い世界のように感じてしまいますが、実際に中へ足を踏み入れてみると、想像していたものとは少し違った印象を受けます。

 居室や工場は整然としており、受刑者の方々がそれぞれの役割をもって生活している様子が伺えました。

 

 洋裁工場では、ミシンの音がリズムよく響き、まるで縫製工場のような雰囲気。

 集中して作業に取り組む姿からは、丁寧な技術と責任感が伝わってきます。

 木工工場では、家具や小物などの制作が行われており、完成度の高い製品がずらりと並んでいました。

 

 また、浴室の見学では、衛生管理や時間管理の工夫など、日々の生活の中にも多くの配慮がなされていることが印象的でした。

 施設内の案内に加えて、最後には質疑応答の時間も設けられ、受刑者の生活や更生支援に関する質問が多く寄せられました。

 

 ”更生のために何ができるのか、私たちの支援とどう繋がるのかを考える良いきっかけになった”」”といった声も上がり、参加者一人ひとりが多くの学びを得たようです。

 帰り際には、刑務所内で製作された物品の販売コーナーにも立ち寄りました。

 木製のカトラリーやエコバッグなど、どれも丁寧に作られており、つい手に取ってしまいます。

 購入することで間接的に更生支援に関わることができるという点も、心に残る体験でした。

 

 普段関わることの少ない世界に触れ、自分たちの支援のあり方を見直す機会にもなった今回の見学。

 学びを今後の支援にも活かしていけるよう、スタッフ一同気持ちを新たにしています。

 

 NPO法人os Forward

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