非暴力コミュニケーションを体感する社員研修│実践ワークで学んだ伝え方と聞き方の大切さ

 おはようございます、本日の投稿は株式会社GUILD GROUP(ギルドグループ)が担当します。

 先日、社内でコミュニケーション研修が行われました。

 テーマは「非暴力コミュニケーション」。

 普段からよく耳にする言葉ではありますが、実際にどう実践すればよいのかを体感できる機会は意外と少ないものです。

 今回はワークを通じて、実際のシチュエーションを想定しながら練習を行ったため、学びが一層深まりました。

 

 研修の冒頭では、非暴力コミュニケーションの基本的な考え方を確認しました。

 相手を責めたり批判したりするのではなく、まずは自分の気持ちやニーズを整理し、穏やかに伝えること。

 そして相手の思いを尊重して受け取ること。

 このシンプルでありながら奥の深いプロセスを理解することで、職場だけでなく家庭や地域でも活かせる可能性を感じました。

 

 ワークでは、ペアを組んで具体的なシチュエーションを設定しました。

 例えば「業務の進め方に意見が食い違ったとき」や「相手が自分の提案を無視したように感じたとき」といった、現場でよくある場面です。

 相手役を演じながら対話をするうちに、自分がどのような言葉を選びやすいのか、また無意識に相手を追い詰めてしまう言い回しがあることに気づかされました。

 練習の中で、相手を否定せずに自分の希望を伝える表現を工夫することが、思った以上に心地よい空気をつくり出すことを体験できました。

 

 研修を終えて感じたのは、非暴力コミュニケーションは技術ではなく、日々の姿勢や習慣に深く関わっているということ。

 焦っているときや疲れているときほど、言葉がきつくなってしまいがちですが、そんな時にこそ今回の学びを意識すれば、トラブルを未然に防げるかもしれません。

 

 職場でのコミュニケーションは、業務を円滑にするだけでなく、お互いの信頼関係を育てる大切な基盤になります。

 今回の研修で学んだことを日常に取り入れることで、より安心して意見を言い合える環境づくりにつながると確信しました。

 次回はさらに具体的なケースを想定した実践にも挑戦し、社員全体のスキルアップを目指していきたいです。

 

 NPO法人os Forward

関連記事一覧

  1. 消防点検
  2. 事故
  3. 2024年度 一般社団法人 北海道精神保健福祉士協会 全道大会
  4. 利用者さんのお誕生日
  5. 利用者さんからの自主的な一言
PAGE TOP