おはようございます、本日の投稿は株式会社GUILD GROUP(ギルドグループ)が担当します。
先日、北海道社会福祉会が主催する「社会福祉士基礎研修Ⅰ」の一コマ目に参加しました。
研修では、福祉の現場に携わる者として欠かせない多くのテーマについて学ぶことができ、改めて自分の立ち位置や使命を見つめ直す機会となりました。
内容は、支援の基本である「週所・対処・計画作成」から始まり、「権利擁護」「メンタルヘルス」「金銭管理」「多職種連携」「相談支援」「管理業務」「制度利用」など、福祉現場の基礎を幅広く網羅した充実のプログラムでした。

印象的だったのは、どの項目にも共通して本人の尊厳を守るという理念が根底にあるということです。
日々の支援の中で、効率や成果を優先しがちな場面もありますが、研修を通して一人ひとりの思いに寄り添うことこそが支援の原点であると改めて実感しました。
参加者同士の意見交換では、現場で感じている課題や悩みを共有でき、お互いの経験が学び合いの糧となる時間でもありました。
また、権利擁護の講義では、支援者として“守る”だけでなく、気づく力を磨くことの大切さが語られました。
虐待や経済的搾取といった問題は、表面には見えないことが多く、日常の中での小さな変化を見逃さない観察力が求められます。
制度や法律を知るだけでなく、それを実際の支援につなげる実践的な視点が必要だと感じました。
メンタルヘルスのパートでは、支援者自身の心の健康もテーマに挙げられました。
人の悩みや痛みに寄り添う立場だからこそ、支援者が疲弊しないよう自己ケアを行う重要性が強調されており、自分を大切にすることが最終的に利用者のためにもなるという考え方が印象に残りました。
今回の研修を通じて、社会福祉士としての役割の幅広さと責任の重さを改めて感じました。
同時に、これまでの経験を土台に、学びを実践にどう生かすかが今後の課題でもあります。
現場での小さな気づきや実践を積み重ねながら、より良い支援を届けられるよう努力を続けたいと思います。
学びを糧に、これからも福祉の現場で成長していけるよう歩みを進めていきます。








