おはようございます!本日の投稿は株式会社GUILD WORKS(ギルドワークス)が担当します。
秋風が冷たくなり始めた頃、今年のギルドファームもついに一区切りを迎えました。
春に土を耕し、苗を植え、汗を流しながら育ててきた野菜たちは、季節の移ろいとともに見事に実り、利用者と職員の手でたくさんの収穫をもたらしてくれました。
畑を見渡すと、色とりどりの野菜を作った形跡が残り、その景色には1年間の努力と笑顔の記憶が刻まれています。

最初は小さな苗だったトマトやナスが、立派な実をつけた瞬間の喜びは何度味わっても格別です。
泥だらけになりながら草取りをした日、急な雨に見舞われて全員で笑い合った日。
そのどれもが、畑を通じて人と人との距離を近づけてくれました。
そして先日、畑の締め作業を行いました。
枯れた茎を抜き、支柱を片づけ、土をならして一年の締めくくり。
どこか寂しさを感じながらも、同時に心の中に達成感が広がっていく時間です。
手にした鍬の感触や、乾いた土の匂いには「また来年もがんばろう」という前向きな気持ちが自然と湧いてきます。
何より、自分たちの手で育てた野菜を食卓で味わう瞬間の嬉しさは、他には代えがたいものでした。
ファーム活動を通じて感じたのは、自然の循環と人の営みが密接に結びついているということ。
畑の土に触れることで、日々の忙しさの中にある癒しや学びを改めて教えてもらいました。
野菜が成長するように、私たちもこの活動を通じて少しずつ成長しているのだと思います。

土のぬくもりに感謝しながら、次の春にまた芽吹く日を心待ちに。
「来年もこの畑が、笑顔と実りにあふれる場所でありますように」そんな願いを込めて、今年のギルドファームを締めくくりました。









