支援の知恵をつなぐ場、生活支援委員会定例会で広がったアイデアと実感の共有

 おはようございます、本日の投稿は株式会社GUILD GROUP(ギルドグループ)が担当します。

 先日開かれた生活支援委員会の定例会は、和やかな雰囲気の中にも活発な意見交換が飛び交う場となりました。

 テーマは「支援をする上での課題」。

 特に今回は金銭管理にまつわる困りごとが話題の中心になり、委員一人ひとりから多様な視点でのアドバイスが寄せられました。

 

 「利用者の気持ちに寄り添いながらも、現実的な方法でお金の流れをサポートしていきたいですね」そんな言葉にうなずく参加者も多く、場の空気がさらに前向きになっていきます。

 支援の現場では、生活費の使い方や小遣いの管理、時には急な出費など想定外の出来事に直面することも少なくありません。

 だからこそ、知恵を持ち寄る時間が大切になってくるのです。

 

 会では、金銭管理記録の取り方を工夫して利用者自身が見える化できる方法や、アプリを活用した支援の事例も紹介されました。

 現場の工夫がそのまま他の委員に役立つ瞬間は、”共有することの力”を改めて感じさせます。

 また、金銭の課題だけでなく、支援員の側が抱える迷いや悩みについても自然に話が広がり、互いに安心して語り合える雰囲気がありました。

 

 こうした定例会は、情報交換にだけとどまらず、人と人との信頼を育てる場でもあります。

 誰かが抱えた悩みが共感を呼び、そこから新しい工夫や発想が生まれる。

 委員会に参加することで、自分だけでは気づけなかった視点に出会えることも大きな魅力です。

 

 今回の会を終えて感じたのは、支援の現場に必要なのは「正解」よりも「一緒に考える姿勢」だということでした。

 委員会の時間が積み重なっていけば、利用者にとっても支援者にとっても安心できる関わりが少しずつ形になっていくのではないでしょうか。

 次回の定例会では、また新しいテーマからどんな知恵や学びが生まれるのか、今から楽しみです。

 

  NPO法人os Forward

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