おはようございます、本日の投稿は株式会社GUILD GROUP(ギルドグループ)が担当します。
先日、ギルドグループ全体の研修が行われ、今年は早めの忘年会も同日に企画されました。
今回の記事では、まず研修部分を振り返ります。忘年会の様子は次回のお楽しみください!

第1部では、札幌乳児院自立支援拠点事業 HIDAMARIベースより、安田徹氏が登壇してくださいました。

テーマは「他機関連携とチーム支援」。特に印象に残ったのは、当事者研究と応援ミーティングの取り組みでした。
支援者が“支える側”として構えるのではなく、本人の声や視点をチームの中心に据える姿勢。
その考え方は、私たちが日々の実践で見落としがちな「当事者とともに歩む感覚」を再確認させてくれました。
専門職同士がつながる意義だけでなく、当事者と支援者が一つのチームとして動くことの重要性を静かに、しかし深く心に刻む講義となりました。

第2部では、札幌行政管区 更生支援企画課の長島信明氏による「再犯防止の取り組み」の講義が続きました。

社会の中で再スタートを切るために必要な支援や、制度の流れ、地域と行政の役割など、私たちが直接関わる部分から一歩先まで視野を広げて語っていただきました。
再犯防止というテーマは重く受け止められがちですが、長島氏は実例を交えながら “再出発を支える仕組みづくりは、誰かの生活を守ることにつながる” という思いを伝えてくださいました。

当日はグループ全体から多くの職員が参加し、互いの学びを共有しながら、有意義で充実した研修時間となりました。
支援の仕事は、ときに悩みながら進む場面もありますが、今回の研修を通じて様々な支援の仕方んついて学べたことが大きな収穫でした。
研修後現場に戻ったあとも、学んだ視点を日々の支援に少しずつ活かし、より温かく届く関わりを積み重ねていけそうです。








