年末の大掃除シーズンに考える、残された暮らしと片付けの現場から見えたこと

 おはようございます!水曜日の投稿は株式会社リトライフが担当します。

 12月後半に差し掛かり、街中もすっかり年末ムードになってきました。

 皆さんのご家庭では、大掃除はどのくらい進んでいるでしょうか。

 一年の終わりに向けて身の回りを整えるこの時期は、気持ちを切り替える大切なタイミングでもあります。

 そんな中、私たちは先日、アパートに残された残留物を撤去する現場での作業を行いました。

 

 現場に入ると、まず目に入ったのはソファやテーブルといった大きな家具類でした。

 生活の中心にあったであろうそれらは、部屋の中に静かに残され、使われていた時間の長さを感じさせます。

 家具の移動には複数人での作業が必要となり、声を掛け合いながら慎重に運び出しました。

 力仕事ではありますが、ただ運ぶだけではなく、空間を元に戻していく作業でもあります。

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 家具のほかにも、キッチン用品や日用品が数多く残されていました。

 鍋や食器、調理器具など、日々の暮らしに欠かせない物も。

 それらを一つひとつ仕分けしながら、以前ここで営まれていた生活に思いを巡らせる時間となりました。

 物が多いということは、それだけ暮らしの積み重ねがあったという証でもあります。

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 残留物の撤去は、次にこの部屋を使う人のためでもあり、同時に過去を丁寧に整理する作業でもあります。

 年末は忙しさから後回しにしてしまいがちですが、身の回りを整えることで心にも余白が生まれます。

 今回の現場作業を通じて、物と向き合うことは、自分自身の暮らしと向き合うことにつながると改めて感じました。

 12月も残りわずかとなった今、無理のないペースで整理を進めながら、新しい年を迎える準備をしていきたいものです。

 日常の延長にある大掃除だからこそ、その一つひとつに意味がある、そんなことを考えさせられる一日となりました。

 年末の大掃除のタイミング、もし、掃除について何かお困りのことがございましたら私たちリトライフをぜひ頼ってください!

 株式会社リトライフ

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