おはようございます、 本日の投稿は株式会社GUILD CARE(ギルドケア)が担当します。
春、街のあちこちから力強い春の息吹が感じられる季節を迎えました。
私たちギルドグループの就労支援の現場では、この清々しい春先の空気に乗せて、運営するアパートの本格的な清掃活動を実施。
冬の間に溜まってしまった埃や汚れを丁寧に取り除き、利用者様がより心地よく過ごせる環境を自分たちの手で作り上げる、大切な実習の一環です。
「働く」という経験は、こうした身近な環境を整えることから始まると私たちは信じ、トングや雑巾を手に全員で一丸となって取り組みました。
まずは、各階の共用廊下や階段の掃き掃除から作業を開始。
雪解けと共に運び込まれた砂利や、冬の乾いた風に乗って入り込んだ細かな塵を、箒を使って一箇所に集めていきます。
一見すると単純な作業に思えますが、隅々にまで目を配り、見落としがちな階段の縁まで綺麗に掃き出すには、相応の集中力と丁寧な所作が求められるもの。
利用者様同士で「こっちもまだ砂が残っていますね」と声を掛け合い、互いの作業をフォローし合う姿には、集団の中での役割意識が芽生えていることを強く実感させられました。
埃が消えて床の本来の色が蘇るにつれ、作業に当たる皆様の表情も、どこか誇らしげで晴れやかなものへと変化していくのが手に取るように分かります。

続いて取り組んだのは、共用部分における窓の拭き掃除です。
冬の間の結露や外気に晒され、白く曇っていた窓ガラスを、専用のクリーナーとウェスを使って徹底的に磨き上げていきました。
高い場所の手が届きにくい部分も、工夫して道具を使いこなしながら、一筋の曇りも残さないよう情熱を傾けます。
窓が透明感を取り戻し、外から差し込む春の陽光が廊下の奥まで届くようになった瞬間、建物全体の雰囲気が一気に明るく、温かなものへと塗り替えられました。
「景色がこんなに鮮やかに見えるなんて驚きです」という利用者様の呟きには、自らの手で変化を生み出した達成感がたっぷりと詰まっています。

自分たちが暮らす、あるいは仲間が生活する場所を慈しみ、責任を持って管理する経験は、社会復帰を目指す上での大きな自信の種となります。
汚れた場所を自らの意志で磨き、輝きを取り戻すというプロセスは、自身の内面を整え、新しい生活への意欲を奮い立たせるリハビリテーションとしての側面も持っているのです。
ピカピカになった窓に映る自分たちの姿を見つめ、少しだけ背筋を伸ばして歩く利用者様の姿は、春の光を受けてキラキラと輝いて見えました。
ギルドグループは、こうした「生活に根ざした就労支援」をこれからも大切に継続して参ります。
特別なスキルを習得する以前に、まずは自分の足元を整え、周囲への感謝を形にする喜びを知ること。
清掃を終えた後の、少し汗ばんだ額と清々しい笑顔が、今日という一日の成功を何よりも雄弁に物語っていました。
磨かれたのはアパートの床や窓だけでなく、明日へ向かう皆様の心そのものだったのかもしれません。
春風に吹かれながら、私たちはこれからも一歩ずつ、誠実な歩みを共に進めていくことをお約束します。







