SOCIAL RECITAL No.08 開催報告

山本ジョージ氏

「塀の中から見た社会 ― 刑務所の現実と再出発 ―」

山本ジョージ氏

こんにちは、ジーニーズです。

4月18日、札幌コンベンションセンターにて「SOCIAL RECITAL No.08」を開催しました。


今回のテーマは「塀の中から見た社会 ― 刑務所の現実と再出発 ―」。福祉や司法に関わる方をはじめ、多くの皆さまにご参加いただきました。

第1部 基調講演

第1部では、『獄窓記』の著者であり、衆議院議員で社会活動家・ソーシャルワーカーとして活躍されている山本ジョージ氏にご登壇いただきました。

秘書給与の流用により刑事訴追され、服役した経験をもとに語られる刑務所の実態を赤裸々に語っていただきました。

とりわけ高齢者や障がいのある受刑者が多く存在する現状や、社会との断絶の深さについて、強い問題提起がなされました。

刑務所は社会の縮図

印象的だったのは、「刑務所は社会の縮図である」という視点です。

塀の中で起きていることは決して特別な出来事ではなく、社会の中で生じている孤立や貧困、支援の届かなさが、そのまま表れているという指摘は、多くの参加者にとって新たな気づきとなりました。

また、出所後の再出発がいかに困難であるか、そしてその困難を支える仕組みがまだ十分ではない現実についても、具体的に語られました。

テレビ取材

刑務所はどう在るべきか

第2部のパネルディスカッションでは、「刑務所はどう在るべきか」「再出発をどう支えるか」をテーマに、触法者・民間・刑務所の福祉専門官という多様な立場から議論が交わされました。

刑務所の現場、地域、行政、それぞれの視点から語られる課題は重なり合いながらも、単一の解決策では対応できない複雑さを浮き彫りにしました。

一方で、分野を越えた連携の重要性や、地域の中で受け止めていく必要性についても共有され、今後の可能性を感じる時間となりました。

再出発を応援

今回のSOCIAL RECITALを通して見えてきたのは、「再出発は個人の問題ではなく、社会の課題である」ということです。誰もがつまずく可能性がある中で、やり直しができる仕組みをどうつくるのか。それは私たち一人ひとりにも関わる問いです。

ご登壇いただいた皆さま、ご参加いただいた皆さま、そして開催にご協力いただいたすべての方に、心より感謝申し上げます。

ギルドグループでは、これからも福祉と社会の接点に向き合いながら、対話と学びの場をつくってまいります。今後の取り組みにもぜひご期待ください。

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