所持金わずか500円、それでも前を向く50代男性が選んだグループホームという新しい住まい

 おはようございます、本日の投稿は株式会社GUILD GROUP(ギルドグループ)が担当します。

 

 婚姻歴も頼れる親族もない50代の男性が、今、進めているのは新しい生活への準備。

 九十代になる母親は認知症のため介護施設で暮らしており、身近に支えてくれる家族はいません。

 平成二十八年から白石区で生活保護を受けながら、これまで一人でその日その日を過ごしてきました。

 頼る人がいない中での暮らしは、決して楽ではなかったでしょう。

 

 男性にはお酒とたばこの習慣があり、糖尿病のため欠かせないのはインスリンなどの薬。

 ギャンブルについては、現在していないとのことでした。

 持っていないのは障害者手帳、そして入院歴。

 過去には万引きで四回、警察のお世話になったことがありました。

 ただ、いずれも軽微な事案として処理され、大きな罪には問われていません。

 健康の面でも法律の面でも、決して平坦な道のりではなかったといえるでしょう。

 

 現在の所持金は、わずか五百円という、なんとも心もとない状況です。

 それでも手元にわずかに残されているのは、道民ポイントのギフト券。

 月の後半には企業年金と基礎年金の受け取りも予定されています。

 まとまったお金が入ってくるまでの数日を、どう乗り切るかも大切な課題。

 お金のやりくりに関しては、本人自身が強い不安を抱えているのでしょう。

 「一人で死んでいくのは嫌なんです」。

 面談の中で、男性はそうぽつりとこぼしました。

 

 警察から示されたのは、自宅に戻ってよいという判断。

 いったんは元の住まいに戻っています。

 しかし本人が望んでいるのは、変わらぬ支援。

 私たちも、これまで以上に定期的な安否確認の大切さを改めて感じています。

 孤独死への恐れと、お金の管理への不安。

 この二つが、彼の中で重なり合っているのでしょう。

 

 私たちは現在の住所からグループホームへ入居できるよう、関係機関と丁寧に調整を続けています。

 本人から聞いているのは、荷物の大半を残していきたいという希望。

 必要な物だけを手に、新しい部屋へ移りたいのだといいます。

 長年の暮らしに区切りをつけ、身軽な状態で新しい一歩を踏み出したいという気持ちの表れかもしれません。

 

 準備が整い次第、グループホームへの転居を進めていく予定です。

 長く暮らした部屋を離れることには、慣れない寂しさも伴うでしょう。

 それでも私たちは、彼が安心して毎日を過ごせるような環境づくりを、これからも変わらず支えてまいります。

 

 株式会社ギルドケア

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