希望を胸に歩む18歳の挑戦と日常のひとこま

 おはようございます、 土曜日の投稿は株式会社GUILD CARE(ギルドケア)が担当します。

 本日は、児童養護施設を卒園後も自立を目指して努力を続ける18歳の男性についてお伝えいたします。

 18歳の彼は、児童養護施設の卒園児です。

 施設内ではなかなか人と馴染めず、新しい環境を求めて札幌へと移りました。

 当時は全日制高校の2年生で、進学校に通っていましたが、札幌では通信制高校に編入。

 アルバイトをしながら学業と生活を両立させる日々を送っています。

 

 将来の目標として大学進学を掲げていましたが、頼れる身内がいない彼には金銭面での壁が立ちはだかりました。

 そのため進学は一旦延期し、浪人生活を選択。

 現在は自分で可能性を切り開こうと一生懸命努力しています。

 

 そんな彼の最近の様子を少しご紹介します。

 この日は部屋の大掃除の日でした。

 外の寒さが厳しく、「今日は出たくない」と言いつつも、スタッフと一緒に掃除に取り組んでくれました。

 しっかりと手を動かしながら、自分の空間を整えることで心の整理にも繋がっているように見えます。

 日常の中にあるこうした活動が、彼にとっては未来への準備のひとつかもしれません。

 

 高校の進学校時代から変わらず持ち続けている学びへの熱意と、自立しようとする意志が強い彼。

 通信制高校で学ぶ傍ら、アルバイトでは責任を持って業務をこなし、少しずつ社会の仕組みを身につけています。

 多忙な中でも前向きな姿勢を崩さず、目標達成に向けて進んでいく様子は、見守る側にとって励みともいえる存在です。

 

 将来に向けた歩みの中で、一歩ずつ着実に積み重ねる日々。

 彼が大学進学という夢を実現させる日が来ることを、心より応援しています。

 そして、その過程で経験する全てが、彼の人生を豊かに彩ることを願っています。

 

 株式会社ギルドケア

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