手順と集中力を養う就労支援の室内作業~シール貼りから学ぶ日々の積み重ね~

 おはようございます、本日の投稿はこんてぬが担当します。

 就労支援の一環として行われている室内作業には、さまざまな種類の軽作業が含まれています。

 その中でも特に人気なのが、シール貼りや部品の仕分けといった作業。

 細かな作業ではありますが、根気よく取り組むことで集中力や作業の正確性が身につきます。

 

 この日の作業では、まずパッケージにロゴシールを均等に貼る工程からスタートしました。

 ラインが曲がらないよう注意を払いつつ、一枚ずつ丁寧に手を動かす姿が印象的でした。

 同じ作業の繰り返しに見えるかもしれませんが、実際には指先の器用さや集中を持続させる力が求められます。

 

 次に取り組んだのは、製品を指定された数ごとに袋詰めする作業でした。

 数え間違いがないよう何度もチェックを繰り返し、完成品を一つずつ仕上げていきます。

 黙々と作業に没頭する姿からは、仕事への責任感ややりがいが感じられました。

 

 作業中はスタッフがそっと見守りながら、困っている様子があればさりげなく声をかけたり、サポートを行ったりします。

 自信を持って作業できるよう、声がけのタイミングも大切。

 

 また、作業の合間には簡単なストレッチや水分補給の時間も設けられており、無理のないペースで進められるよう配慮されています。

 緊張を和らげながら、安心して作業に集中できる環境が整っています。

 

 このような日々の積み重ねが、将来の就労に向けた基礎力となっていきます。

 働くという経験を少しずつ積み重ねながら、「できた」という実感が自信につながる──そんな成長の瞬間を、私たちはこれからも丁寧に見守っていきたいと感じました。

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