おはようございます、本日の投稿は株式会社GUILD GROUP(ギルドグループ)が担当します。
先日、本社周辺をスタッフが歩いていたところ、近くの交番前で思わぬ出来事に遭遇しました。
そこには、グループホームの入居者さんが立っており、少し慌てた様子。
話を聞いてみると、目の前で自転車ごと転倒した方を助けたとのことでした。

転んだ方は、なんと裸足で自転車に乗っていたそうです。
急いでいたのか、靴を履く余裕もなかったのかは分かりませんが、その姿に驚かされたといいます。
その方は生活保護を受けているそうで、助けられた後も「今は困っていない」と話していたため、念のため「何か困ったことがあればいつでも連絡してくださいね」とスタッフが名刺をお渡しし、その場を後にしました。
その後、助けたグループホームの入居者さんがこう話してくれました。
「目の前で急にひっくり返ったからびっくりしたけど、声をかけて手助けできてよかった」と、少し誇らしげな表情でした。
普段から穏やかで礼儀正しい方ですが、いざという時に迷わず行動できる姿に、こちらも胸が温かくなりました。

その入居者さんは、毎日無料弁当を受け取りに来てくれている方でもあります。
決して派手な暮らしではないかもしれませんが、日々を大切に、そして周囲の人にも目を向けながら生活されている様子に、私たちスタッフも学ばされることが多いです。
人助けは、大きなことだけではありません。
目の前の誰かに声をかける勇気、手を差し伸べる優しさ、それだけでも十分に価値のある行動です。
今回の出来事は、誰かの役に立つ喜びと、地域でのつながりの大切さを改めて感じさせてくれるものでした。
今後もこうした小さなエピソードを大切にしながら、地域と共に歩んでいきたいと感じた一日でした。