おはようございます、 本日の投稿は株式会社GUILD CARE(ギルドケア)が担当します。
知的障害のある50代の方を現在支援しています。
彼は過去に何度も万引きを繰り返し、そのたびに服役を経験してきました。
空知管内で訪問介護員の力を借りながら生活していたものの、更生保護施設から「このままでは同じことを繰り返すだけ。札幌での生活支援を考えてほしい」との依頼があり、私たちにつながりました。
しかし本日、また万引きをしてしまったとの連絡がスタッフから入りました。
内容は、刺身用の有頭エビとチューハイ。
代金1150円は弁済し、本人は身柄を引き渡されました。
本人自身も「10日前にも同じ店で万引きをしてしまった」と警察や店に申告しています。
店側からは当然ながら出入り禁止の対応が取られました。



生活費は毎週決まった曜日に手渡していますが、金曜日に受け取った4千円はすでに使い切っていました。
翌日が支給日ということもあり、お金が無い状況から気持ちが焦ってしまったのかもしれません。
現在は就労にも通っておらず、生活のリズムが崩れがちなことが大きな要因の一つでしょう。
「行けるなら働きに出て、気分転換をした方がいい」と伝えると、本人も理解を示していました。
今回の件で”次に何かをすれば刑務所に戻るかもしれない”という認識は本人の中にもあるようです。
その言葉の端々から「戻りたくはない」という気持ちが強く感じられました。
だからこそ、今が大切な分岐点。地域の中で暮らす難しさと同時に、支援者と一緒に小さな一歩を積み重ねていくことの意味を改めて思います。
支援の現場には緊張感もありますが、それ以上に”もう一度地域で生き直す力を信じたい”という願いが積み重なっています。
今回の出来事をきっかけに、彼が少しでも前向きに生活を立て直してくれることを心から期待したいです。