突然の退去から新しい暮らしへ│本人とウサギと一緒に始めたサンライズ満B105での物語

 おはようございます!本日の投稿はソーシャルワーカーズが担当します。

 ある日、不動産会社から「本日中に退去させたい人がいます。受け入れをお願いできませんか」との依頼が入りました。

 そこからご縁がつながり、支援がスタート。

 

 経緯を整理すると、6月25日に給料の入金があったものの、それは就労継続支援B型事業所での工賃18,000円のみ。

 残念ながら滞納していた1か月分の家賃を支払うことができず、強制退去という事態になってしまいました。

 

 急な話でしたが、私たちは本人と必要な荷物、そして大切に飼っているウサギを一緒に連れて、私たちの管理している住居へと移動。

 新しい暮らしの一歩を踏み出しました。

 残りの荷物は後日改めて移動予定です。

 引っ越し当日は慌ただしい中にも笑顔があり、ウサギの小さな足音が部屋に響くたびにここからやり直せるという明るい気持ちが湧いてきました。

 

 生活の基盤についても整理が必要です。

 受給者証は持っているもののなくしてしまったとのことで、再発行の手続きを一緒に進める予定です。

 日々の生活を支える制度は、安心を積み重ねていくための大事な土台。

 小さな一つひとつの確認が未来につながることを改めて実感しました。

 

 普段はB型事業所で在宅作業に取り組んでいます。

 仕事内容はラベル切り。単調に見える作業でも、集中すると時間を忘れるそうで、本人にとっては日々のリズムを作る大切な習慣になっています。

 誰かにとっては小さな作業でも、暮らしを形作る大きな力になっているのです。

 

 「次こそは安定した生活を続けたい」と本人が言ったとき、私たちは強い決意を感じました。

 今回の退去は大きな転機。

 けれども、新しい部屋と環境の存在が彼女に前向きさを与えてくれるはずです。

 

 支援の現場には予想外の出来事がつきものですが、そのたびに新しい物語が始まります。

 今回もまた一人の生活が再スタートを切りました。

 小さな部屋の中で、日常が少しずつ形になっていくのを支えていきたいと考えています。

 

NPO法人os Forward

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