新しい選択が日常を変えると気付かせてくれた、利用者さんのスマートウォッチ購入体験記

 おはようございます!本日の投稿は株式会社GUILD lien(ギルドリアン)が担当します🌰

 今日は、グループホームで生活する利用者さんとの買い物で印象的だった出来事を紹介したいと思います。

 きっかけは、ちょっとした雑談でした。

 休憩中に「昔みたいに腕時計をつけたい気持ちが最近また出てきてね」と語ってくれたのが始まりで、そこから話題が自然と広がっていきました。

 以前使っていた時計はすでに壊れてしまい、スマートフォンを持つようになってから腕時計から離れていたそうです。

 ただ、身だしなみの一部として腕に軽いアクセントがほしい気持ちは残っていたようでした。

 

 「どうせなら長く使えるものが良いのでは?」と提案してみると、利用者さんの中でデザインというキーワードが強く浮かび上がったようで、選ぶ基準が少しずつ固まっていきました。

 そこから、機能性とデザインを兼ね備えたスマートウォッチの話題に移り、最初は「難しそうで扱えるかわからない」と躊躇していましたが、店頭で実物を見た瞬間、表情が一変したのが印象的でした。

 画面の見やすさや操作の感触がイメージと違ったらしく、手に取った時の安心感が気持ちを後押ししたように見えます。

 

 購入後は、通知確認や歩数計など基本機能を少しずつ試しながら、自分の生活に合う使い方を探していました。

 昨日できなかった操作を今日は迷わずできるようになっていたり、時折「こんな使い方もあるんだね」と嬉しそうに話してくれたりと、新しい道具が生活に馴染んでいく様子が微笑ましく映ります。

 便利なガジェットを活用していく姿には、時代に合わせた選択が自信にもつながるのだと感じさせられました。

 

 一方で、医師から窃盗症のプログラム受講を勧められる場面もあり、これから取り組む課題も同時に抱えています。

 スマートウォッチの購入という小さな成功体験が、これからの生活改善にも良い影響を与えてくれるといいなと願うばかりです。

 新しい物を手に入れる喜びだけでなく、「できることが増えていく実感」を積み重ねていくことが、心のリズムを整える力にもなるのだと改めて思いました。

 

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