おはようございます、本日の投稿は株式会社GUILD GROUP(ギルドグループ)が担当します。
先日、私たちの元に不意に入ったのは、通院帰りの70代男性からの一本の連絡。
自宅に戻れなくなってしまった、という内容でした。
電話越しの声には、戸惑いと不安がにじんでいたのでしょう。
いつもは穏やかに過ごしている方だけに、驚きも大きいものでしょう。
周囲の景色がいつもと違って見えてしまったのかもしれません。
頼れる目印を見失うと、人はとても心細くなるものでしょう。
本人は、自分がどこにいるのかをうまく伝えられませんでした。
私たちがすぐに決めたのは、スタッフ総出での捜索。
手分けをして、自宅周辺をくまなく歩き回りました。
見慣れた町並みも、探す対象がいるとなると、いつもと違って見えるものでしょう。
声をかけながら、路地の一本一本まで確認していったのでしょう。
時間が経つほどに、不安は膨らんでいくものでしょう。
無事であってほしいと、誰もが同じ思いで足を動かしていたのでしょう。
焦る気持ちを抑えながら、一歩一歩、地域を確認していきました。
見つかったのは、自宅からわずか五十メートルほどの公園。
ベンチに腰かけている男性の姿を、私たちはすぐに見つけました。
見て取れたのは、落ち着いた表情と、大きな怪我のない様子。
駆け寄った瞬間、思わず安堵の声が漏れました。
近くて遠い、そのわずかな距離に、私たちは複雑な思いを抱かずにはいられません。
会えた瞬間の安堵は、今も忘れられないものです。
「ここにいたら、みんな心配するかなと思って」。
男性は、少し照れくさそうにそう話してくれました。

高齢になると、慣れた道でも迷ってしまうことがあるのでしょう。
認知の変化が、少しずつ影響しているのかもしれません。
ご本人にとっても、心細い時間だったに違いありません。
私たちが到着するまでの間、どれほど不安だったのでしょうか。
今回は無事に見つかりましたが、時間や状況によっては、より深刻な事態になっていた可能性も十分にあります。
私たちがこの出来事から受け取ったのは、大切な教訓。
今後は、外出時の見守り体制についても、あらためて丁寧に見直していく予定です。
連絡先を書いたカードを携帯していただくことも、検討したいものでしょう。
地域の方々との連携も、これまで以上に大切になってくるはずです。
小さな異変にも早く気づけるよう、日頃からの関わりを大切にしていきたいもの。








