おはようございます、本日の投稿は株式会社ギルドグループが担当します。
今回お伝えするのは、グループホームの畑で続けている野菜づくりのお話。
今年もたくさんの収穫があり、中でもピーマンは数えきれないほど実をつけてくれました。
畑といっても広さは家庭菜園ほど、プランターも併用しているところ。
畑の一年が始まるのは、雪どけのあとの土づくりから。
固くなった土を掘り返し、肥料を混ぜ込み、畝を立てていく作業。
力のいる仕事ですが、入居者の皆さんは思いのほか手際がよく、あっという間に形になっていきます。

苗を植えたのは、五月の終わりごろ。
植える間隔を測りながら、ひとつずつ丁寧に土をかぶせていきました。
そこからは、毎日の水やりが日課。
夏の暑い日は、朝の涼しいうちに作業を済ませるのが鉄則。
当番表をつくり、朝のうちに水をあげる習慣が自然とできあがります。
夏の盛りには、葉の裏に虫がつくことも。
見つけたら取り除き、弱った葉を切る。
手間はかかるものの、世話をするほど愛着がわいてくるもの。
土に触れると気持ちが落ち着く、という声も聞こえてきました。
最初の実がついた日に畑の前で歓声があがったのも、忘れられない場面。

七月を過ぎると、収穫は一気に本番。
採っても採っても追いつかないほど、次々に実がふくらんでいきました。
収穫したピーマンは、数を数えて記録する日もあったほど。
食卓に並んだのは、ピーマンの肉詰め、細切りのきんぴら、そして炒め物。
ご近所にもおすそ分けし、会話のきっかけにもなりました。
苦手だと話していた方が、自分で育てたものなら食べられると言ってくださったのも印象的。
自分の手で育てたという事実は、味の感じ方まで変えてしまうのかもしれません。

秋に入り、畑の片付けを進めるなかで出てきたのが、来年の相談。
何人かの希望が重なって決まったのは、人参への挑戦でした。
ピーマンと違い、人参は実るところが土の中。
育ち具合が目で見えないぶん、収穫の日までの楽しみは大きくなりそう。
種をまく時期や間引きの作業など、調べることもたくさんあります。
「来年は人参をやってみたい」
そう話す表情は、すでに来年の春を見ているようでした。

畑での作業は、体を動かす時間であり、季節を感じる時間でもあるもの。
うまくいかない年があっても、翌年また種をまけばよいだけ。
その繰り返しが、暮らしのリズムをつくっていくもの。
来年の収穫の報告ができるよう、これからも一緒に土を耕してまいります。









