10/12(月)新千歳からの出会いの続報、長野へ同行して家と口座の手続きを終えた三日間

 おはようございます、本日の投稿は株式会社ギルドグループが担当します。

 

 今回お伝えするのは、九月にご紹介した利用者様の続報。

 フィンランドへ向かうつもりで新千歳空港に降り立ち、そのまま北海道で暮らすことを選ばれた男性のお話です。

 札幌での生活が始まって、およそ一か月。

 新しい部屋にも慣れ、日中の過ごし方が少しずつ定まってきました。

 ただ、片付かないままの大きな宿題が残っていたのも事実。

 それが、長野県に残したままの持ち家と、各種の手続きでした。

 家をそのままにしておけば、固定資産税も管理の手間もかかり続けるもの。

 銀行の口座や福祉サービスの手続きも、現地でしか進められないものばかり。

 

 そこで、ご本人と職員が一緒に長野へ向かうことにしました。

 札幌から長野までは、飛行機と電車を乗り継いでの長い移動。

 体力の負担を考え、日程にはゆとりを持たせています。

 出発前に用意したのは、やることを書き出した一枚の表。

 どの手続きを、どの順番で、どこに行って進めるのか。

 目で見て分かる形にしておくと、移動中の不安がずいぶん軽くなります。

 

 現地での中心は、不動産の売買に関するやり取り。

 仲介してくださる会社と打ち合わせを重ね、必要な書類に目を通し、署名まで進めました。

 専門用語の多い場面では、職員がかみ砕いて説明する役目。

 分からないまま判を押すことのないよう、一つずつ確認していく時間を取っています。

 

 同じくらい時間がかかったのが、家の片付け。

 長年の荷物を前に、残すものと手放すものを選ぶ作業は簡単ではありません。

 写真やお守りなど、思い出の品だけは箱にまとめて札幌へ送ることにしました。

 古い家財の処分には、専門の業者さんの力もお借りする形。

 銀行では口座の解約手続きを行い、窓口でしばらく順番を待つ場面も。

 さらに障害福祉サービスの申請も進め、札幌で引き続き支援を受けられるよう整えています。

 

 三日間の日程を終え、すべての手続きが片付いたところで、ご本人からこんな言葉が。

 「これで区切りがついた」

 肩の荷が下りたような、さっぱりとした表情が印象的。

 帰りの便の中では、札幌でやってみたいことの話も出てきます。

 

 暮らしを一から立て直すには、気持ちの整理と事務的な整理の両方が必要なもの。

 どちらか一方では、前に進みにくいところがあります。

 心機一転、これからの札幌での日々を楽しみたいとのお話。

 その言葉どおりの毎日になるよう、これからも一緒に歩んでまいります。

 

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