おはようございます!火曜日の投稿は株式会社GUILD ZERO(ギルドゼロ)が担当します。
今回は、長年にわたりホームレス生活を続けていた70代の男性と3年間以上のコミュニケーションをとり続け保護させていただくことになったお話をご紹介させて頂きます。
男性は、20年以上にわたりホームレス生活をしていて足腰が悪く移動することすら困難な状態でした。
理由は、話して頂けませんが多くのホームレスの方はそこの部分を語りません。
なので、私たちも必要以上に踏み込みません。
私たちは、3年以上も前から男性を知っていました。
出会った頃に支援のお声がけをしましたが、いくら名刺があっても事務所があっても私たちには警戒心MAXでした。確かに自分の立場に立って考えたら怖いですよね。(住む家提供しますよ!)(何かお手伝いしますよ)と見ず知らずの方にいきなり言われても・・・(怖い)となりますよね。私たちがそんな感情になるように、男性も同じ感情でした。そんな状態でしたので、3年間以上まめにコミュニケーションをとり続けた結果、先日保護することができました。保護のきっかけは、男性が万引きをしたのですがその際に私たちの名刺を持っていたので保護につながりました。
居住(住む家)支援はもちろん、行政機関との連携を図り福祉サービスや支援制度を調査し申請手続きをサポートしました。また、健康問題に対処する必要があったので病院への同行や必要な治療を受ける手配を行い、健康状態を改善するためのサポートもしました。
現在、男性は新しいお家で新しい生活を始めています。少しずつ自立した生活を取り戻しつつあります。私たちは、今回の男性のようなホームレスの方が再び安定した生活を送れるように、今後も継続的にサポートしていきます。
今回は、今までご紹介しなかった「ホームレス」についてお話ししました。
しかし・・・どこの地域に行ってもホームレス生活を送っている方は存在します。
私は、今まで「ホームレス」の方に特別何かを思うわけではなく何の感情もありませんでした。
しかし、元々は住む家がありご飯も食べれて着る服もあった訳で、同じ人間なので感情も存在すると知った時に(なぜ、そうなってしまったのだろうか?)と思えるようになりました。
私には、その背景を知ったからと言って何かをできる訳ではありません。
ただ、私たちGUILD GROUP(ギルドグループ)には支援することができます。