福島にて開催 第78回全国児童養護施設長研究協議会、北海道園長会参加記録

 おはようございます、本日の投稿は株式会社GUILD GROUP(ギルドグループ)が担当します。

 先日、福島で行われた第78回全国児童養護施設長研究協議会、北海道園長会に参加し、多くの意見と経験が交わる場に立ち会えました。

 会場は柔らかな緊張感に包まれており、全国から集まった施設長の皆さまが、それぞれの場所で抱える課題や小さな成功を持ち寄る姿に思わず背筋が伸びる心地でした。

 議論は静かで丁寧な空気の中、しかし確かな熱を秘めたまま進み、多様な価値観を認め合いながら未来への視界が少しずつ広がっていく様子が印象に残ります。

 

 特に心に残ったのは、意見交換会で語られた「地域とのゆるやかな連携」の重要性です。

 支援とは制度で完結するものではなく、社会の中で息づく営みの連続であり、関わる人々の温度で形が変わるという視点に多くの参加者が頷きました。

 立場が違っても目指す先は同じで、その交点には子どもたちの未来が静かに存在しています。

 

 北海道からの参加者同士だけでなく参加者の皆様の中で、現場で抱いてきた疑問や改善の可能性について意見を交わし、互いの歩みを確認し合う場面がありました。

 離れた地域であっても、似た悩みがあり、似た希望があると気づけたことで、支援の輪がさらに広がる予感がします。

 会の終わりに向かう頃、参加者同士の表情はどこか明るく、持ち帰る学びがそれぞれの施設に根を張る未来が想像できました。

 

 福島の空気と、人の言葉が重ねられた時間。

 帰りの道のりで胸に残ったのは、支援とは誰か一人の力でつくるものではないという確かな実感でした。

  NPO法人os Forward

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