おはようございます!本日の投稿は株式会社GUILD lien(ギルドリアン)が担当します🌰
先日、11月23日に栗山カルチャープラザで上映された映画「働く細胞」を、利用者の方たちと一緒に鑑賞してきました。


原作は人気漫画で、人間の身体の中ではどんな細胞がどんな働きをしているのかを、擬人化という表現で描いています。
難しく感じやすい体内の仕組みが、コミカルでテンポよく伝わってくるため、初めて触れる方でもすっと理解しやすい内容でした。
支援の場でも説明が必要になることがあるテーマなので、私自身にとっても学びが多い時間になりました。

作品の中では、白血球や赤血球をはじめとする細胞たちが、それぞれの役割を誇りに、懸命に身体を守ろうと奮闘しています。
その姿を眺めながら、私自身の中でふと重なるものがありました。
細胞の世界も、人が生きる社会の世界も、驚くほど似ているのではないかという感覚。
個性が異なるからこそ生まれる役割があり、その小さな積み重ねが大きな仕組みを支えているのだと気づかされました。
映画を通して感じたのは、1人ひとりの個性が組み合わさることで生まれる流れの尊さです。
普段目に見えない細胞たちが懸命に働いており、私たちの体の中でも、多くの組織が互いを支えるように動いています。
1日を過ごすだけでも、多くのつながりが折り重なっていると言えるでしょう。
そのつながりを無意識に受け取っているからこそ、今の生活が成り立っているのだと気づくと、日常の風景にも少し違った色が見えてきます。

帰り道では、みなさんと「良い作品だったね」と感想を交わしながら歩きました。
寒さが増してきた季節でしたが、不思議と心の中はぽかぽかしており、映画がくれた余韻ゆっくり噛みしめる時間になりました。
作品を観たことで、これからの生活をどう丁寧に過ごしていきたいか、お互いに自然と考えるきっかけをもらえたように感じます。

日々の支援の中では、小さな変化に気づくことが大切です。
それは細胞の世界でも同じように、一つひとつの働きが大きな力につながっていくのだと映画が教えてくれました。








