おはようございます!月曜日の投稿は株式会社GUILD GROUP(ギルドグループ)が担当します。
先日、希望者のみの「障がい福祉サービスにおける個別計画書講習」を行いました。
今回はそちらをご紹介をさせて頂きます。
「障がい福祉サービス」とはご存知でしょうか?
障がい福祉サービスとは、「障害者総合支援制度」に定められたサービスであり、障がいを持つ方々の社会参加の機会を確保すること、共生社会を実現させることを基本理念として日常生活や社会生活を総合的に支援することを目的としたサービスを提供しています。
利用者がサービスを利用するには事業者や市町村へ申し込みを行うことが必要ですが、サービスを実施する障がい福祉サービス事業所がサービスを提供するためには「個別支援計画書」の作成が必要です。
※障害者総合支援制度・・・障害のある方もない方も、互いに人格と個性を尊重し、安心して暮らすことができる地域社会の実現を目指して、障害のある方の日常生活と社会生活を総合的に支援するもの
「個別支援計画書」はご存知でしょうか?
「サービスに対する利用者本人の希望及び家族の希望」「希望を叶えるために目指すべき総合的な目標」「目標を達成するために本人が取り組むこと」「目標を達成するために必要な支援」「支援をいつ、どこで、誰が行うの」といった内容が含まれます。「アセスメント」は、利用者の望む生活を実現するために、課題を明確にし、必要な支援を特定するための情報収集と分析のプロセスです。個別支援計画書は、そのアセスメント結果を基に、行うべき支援を利用者と職員に分かりやすくまとめたものです。
「個別支援計画書」を作成しなかった際の影響として・・・
個別支援計画書は、利用者が事業所で取り組む内容や職員が行う支援をまとめ、計画的に支援を行うためのものです。アセスメントには具体的な支援内容が簡潔に記載されておらず、職員間で解釈や理解に差が生じます。その結果、異なる支援が行われ利用者が最適な支援を受けられません。
計画書がないと、支援の質が低下し利用者や家族の不信感を招きクレームにつながる可能性があります。
上記に記載してきましたように、「個別支援計画書」は利用者さんの命に関わる大切な支援内容が記載された計画書になってくるのです。
よって、今回希望されて講習を受けたスタッフは真剣に学んでおりました!
ご相談はこちらで受け付けております。