おはようございます、本日の投稿は株式会社GUILD GROUP(ギルドグループ)が担当します。
8月22日と23日の2日間、福岡で開催された全国精神保健福祉士大会「未来共生」の場で、ギルドグループは更生支援計画について発表を行いました。

テーマは「更生支援計画の社会的意義と考察」。
日々の実践を通して得た学びを、多くの専門職の方々と共有できる貴重な機会となりました。


会場には全国から精神保健福祉士や関係機関の職員が集まり、活気に満ちていました。
その中で私たちが強調したのは、単に法を守ることや再犯防止を目的とするのではなく、”地域の一員として共に生きる未来を築く”ことこそ更生支援計画の本質である、という視点です。
具体的な事例を交えながら、支援が本人の自立を促すだけでなく、地域全体の安心にもつながることを伝えました。


発表後には多くの質問や意見をいただきました。
「計画を立てるうえで最も大切にしていることは何ですか?」という問いに対し、「本人の声を聴き取り、可能性を引き出す姿勢です」と答えました。
会場の頷きが印象的で、支援現場に共通する思いを分かち合えた時間でした。

また、福岡の地ならではの温かい雰囲気もあり、発表だけでなく交流そのものが刺激的でした。
地域での取り組みを紹介し合い、ここから新しい連携が生まれるかもしれないという期待感が広がります。
発表者である私たち自身も、多くの学びを持ち帰ることができました。

ギルドグループとして、この経験を今後の実践にどう活かすかが重要です。
更生支援計画はまだ一般に広く理解されているとは言えませんが、その意義を伝えることで、少しずつ社会に根付かせていきたいと考えています。
未来共生の名にふさわしく、共に生きる社会の実現に向けた一歩を踏み出せた期会でした。