雪玉のひよこが引っ越し?堀に生まれた小さな階段と心温まる物語🐥

 おはようございます!本日の投稿は株式会社GUILD lien(ギルドリアン)が担当します🌰

 先日ご紹介した、利用者さんが堀に並べたひよこの雪玉。

 ころんと丸い形が愛らしく、道行く人の視線をそっと集めていました。

 無機質になりがちな冬景色の中で、そのひよこたちは確かな存在感を放っていました。

 ※ご紹介している記事はこちら

 

 数日後、様子を見に訪れてみると、思いがけない変化がありました。

 並んでいたはずのひよこが、少し場所を移動していたのです。

 そして驚いたのは、その先に雪で作られた小さな階段ができていたことでした。

 

 ただ置き直したのではありません。雪を丁寧に踏み固め、段差を整え、ひよこを上へと導く道が作られていました。

 まるで”ここにおいで”と誘うかのような造形。

 自然にできた形ではなく、明らかに誰かの手が加わっています。

 

 その場に立ち尽くしながら、私は制作の様子を想像しました。

 冷たい空気の中、手袋越しに雪を固める姿。

 高さを確認しながら一段ずつ整える慎重な作業。

 ひよこをそっと持ち上げ、新しい場所に置く瞬間の表情。

 

 階段は大きいものではありません。

 それでも、そこには工夫と遊び心が詰まっています。

 堀という少し低い場所から、より見えやすい位置へ。

 ひよこたちは、まるで新しい景色を楽しんでいるかのようでした。

 

 雪はやがて溶けてしまいます。

 しかし、その時その瞬間に込められた気持ちは確かに残ります。

 誰かに見てもらいたいという思い、少しでも楽しい風景を作りたいという願い。

 それらが階段という形になっていました。

 

 何気ない創作の積み重ねが、周囲の心を温めます。

 私自身も、気づけば自然と頬がゆるんでいました。

 ほんの小さな変化なのに、景色が少しだけ優しく感じられます。

 

 次に訪れたとき、また違う表情を見せてくれるかもしれません。

 その続きを楽しみにしながら、今日もそっと見守っています。

 

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