おはようございます、本日の投稿は株式会社ギルドケアが担当します。
先日お伝えしたのは、退去された元入居者の方が、以前住んでいた家の前に座っていたというお話。
実はその後、同じ方をめぐって、さらに驚くような出来事が起こりました。
今回お伝えしたいのは、そのさらに驚くべき続きの物語。
それは、ある夜のこと。
その元入居者の方が、かなりお酒に酔った状態で、ふたたび以前の住まいへと戻ってきたのです。
夜も更けた時間帯で、あたりはすっかり静まり返っている中での出来事。
どうやら本人の中では、そこがまだ自分の家だという思い込みがあったよう。
そして玄関のドアの前で、まるで自宅にいるかのように、すやすやと眠り込んでいる姿がありました。
これは危ないと感じたスタッフが、そっと肩に手を添えて声をかけ、起こそうとしたところ。
ふいに目を覚ました本人は、なぜか突然、激しく暴れ始めたのです。
落ち着いてもらおうと呼びかける声も、酔った本人にはなかなか届かない様子。
あっという間の出来事に、その場は騒然とした空気。
そして本人は、なんと窓ガラスを割って、家の中へと入り込んでしまったのです。
割れたガラスの大きな音が、静かな夜にけたたましく響いたほど。
興奮した本人を前に、もはや私たちだけで対応できる状況ではありません。
ご本人と周囲の安全を最優先に考え、やむを得ず、すぐに警察へ通報することとなりました。

お酒による酔いと、強い思い込みが重なってしまうと、人は時に、思いもよらない行動に出てしまうもの。
かつての我が家で過ごした強い記憶が、本人を突き動かしてしまったのかもしれません。

大きなけがなどがなかったことは、せめてもの不幸中の幸い。
それでも、窓ガラスが割れ、警察が駆けつけるという事態は、決して軽いものではないでしょう。
すでに退去された方であっても、その後の暮らしぶりや心の状態を、私たちはずっと気にかけているところ。
今回の一件も、私たちには決して他人事とは思えません。

長く住み慣れた場所への思いというのは、そう簡単に断ち切れるものではないのでしょう。
だからこそ、退去された後も安心して暮らしていけるような支えが必要だと、あらためて強く感じさせられたところ。
これからも一人ひとりの状況に丁寧に寄り添いながら、支援を続けてまいります。









