体調不良の訴えから見えてきた支援現場の緊張と判断、命と向き合う一日の記録

 おはようございます、本日の投稿は株式会社GUILD GROUP(ギルドグループ)が担当します。

 朝の安否確認の際、入居者様よりお腹が痛く動けないとの訴えがありました。

 顔色も優れず、横になったままの状態が続いていたため、無理はさせず様子を見ながら対応を行っています。

 飲み物を頼まれたため購入し、部屋まで届けに向かったところ、室内で警察と電話をしている場面に遭遇しました。

 

 電話の内容は、自ら手首を切ってしまったため助けてほしいという通報だったそうです。

 すぐに状況確認を行い、駆けつけた警察官とともに身体の確認をしましたが、実際には外傷などは見当たらず、事実とは異なる内容であることが確認されました。

 この時点で警察は一旦引き上げる判断となっています。

 

 警察が帰った後、入居者様の話し方が普段より強く、感情の起伏が激しい印象を受けました。

 違和感を覚え、飲み物の入った袋を確認したところ、底の方に酒の空き缶が隠されている状態で見つかります。

 いつ飲酒したのかを尋ねると否定する反応があり、会話の中で自傷をほのめかすような発言も見られました。

 

 金銭を所持していない状況であるにもかかわらず、どのように酒を入手したのかを確認すると、コンビニで万引きをしたと話しています。

 前日にも外出していた経緯があり、同様の行為があった可能性は否定できません。

 この点については、病院から戻り次第、警察へ改めて連絡を入れる方針としています。

 

 その後、体調不良が続いていることもあり、市立札幌病院へ搬送される流れとなりました。

 医療機関での診察を優先し、命に関わるリスクを最小限に抑える判断です。

 支援の現場では、本人の言動をそのまま受け取るのではなく、背景や状態を多角的に見極める必要性を強く感じさせられます。

 

 部屋の中を改めて確認したところ、お菓子の陰に隠されるようにして飲みかけのウイスキーが見つかりました。

 発見が遅れたことへの反省と同時に、日常の中に潜む危険を見逃さない視点の重要さを痛感します。

 

 今回の出来事は、体調不良、飲酒、虚偽の通報、万引きの可能性と、複数の問題が重なったケースでした。

 一つひとつ冷静に対応しながらも、感情面への配慮と安全確保の両立が求められる場面。

 今後も根気強く関わりを続け、関係機関と連携しながら支援を行っていく必要があると改めて考えさせられる一日となりました。

 

NPO法人os Forward

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