私たちが支援している少年院経験者の方がトークイベントにて、自らの経験談を話しました。多くの方に現状の認識を提示しました。

小樽越境共生芸術祭

おはようございます!月曜日の投稿は株式会社GUILD GROUP(ギルドグループ)が担当します。

先日開催された「裏小樽越境共生芸術祭」に参加しました。

このイベントは、共生社会の実現をテーマに映画上映や音楽ライブを行うイベントで、「障がいのある方や性的マイノリティー、人種差別」などについて考える取り組みです。芸術祭では、米国の黒人差別を取り上げた「グリーンブック」や、日本の入管施設の実態を告発した「牛久」など9作品を上映する。13、15、16日の映画上映後には、LGBTQなど性的少数者のパレードを行う「小樽プライド委員会」の小樽商科大教員や、元受刑者と支援者ら計3組がそれぞれトークします。14日には道内出身のフォーク歌手で、自立生活支援を目的とした事業所を運営する谷ぐち順さんや、重度の障がいがある実方裕二さんら4組が音楽ライブを行います。会場の装飾は札幌の放課後等デイサービス「ペングアート」の子どもが担当しております。

特に注目すべきは、グループ内で支援している少年院経験者の方が、トークイベントに当事者として参加されたことです。自身のこれまでの経験や感じてきたこと、社会復帰に向けた道のりについて率直に語ってくれました。トーク中、驚くほど流暢に、そして感情を込めてお話しされ、多くの方が彼の言葉に耳を傾けていました。

彼の話は、多くの方にとって共感を得るものであり、現在も社会の中で同じような経験をされている方に向けての認識を深めるきっかけとなったようです。

このような機会を通じて、私たちのグループが目指す社会の実現に向けた活動が広がり、多くの方々と問題意識を共有できたことを大変嬉しく思います。今後も、少年院経験者をはじめ、様々な背景を持つ人々が社会に対して積極的に発信できる場を提供し、共に考え、共に歩んでいける社会づくりに貢献していきたいと考えています。

これからも、地域とのつながりを大切にしながら、こうしたイベントに積極的に参加し、共生の意識を広げていく活動を続けてまいります。


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