札幌での生活を願った一人の選択と現実│来札から帰郷までの経緯と今後へのつなぎ

 おはようございます、 本日の投稿は株式会社GUILD CARE(ギルドケア)が担当します。

 今回ご相談につながった方は、令和7年12月25日に札幌へ来られました。

 当初は明確な住まいがなく、ネットカフェを転々としながら数日を過ごしていた状況。

 手持ちの資金は次第に減り、生活の見通しが立たないまま時間だけが過ぎていきました。

 

 やがて所持金を使い切り、ほのか狸小路店にて無銭飲食となり、中央警察署での取り扱いに至ります。

 この段階で、本人の中には「今後は札幌に定住したい」という希望がはっきりとありました。

 金銭管理やグループホーム利用についても了承が得られ、生活再建に向けた一歩を踏み出せるかに思えた場面です。

 

 しかし、区役所から生活保護申請却下の連絡が入ります。

 理由として、横浜市の住居が正式に解約されていないこと、今回の来札が旅行の延長と判断されたこと、さらに2月分の保護費が横浜市から支給予定である点が挙げられました。

 これらを総合し、「現時点では横浜市に戻るのが妥当ではないか」という判断が示されます。

 

 一方で、本人には帰郷のための資金も移動手段もなく、自力で動けない状態が続いていました。

 そのため、今後の対応について横浜市南区役所保護課と連絡を取り、調整を進めることになります。

 あわせてご両親にも連絡を試みましたが、電話はつながらず、ショートメールを送信して折り返しを待つ形となりました。

 

 後日、親御さんから連絡があり、航空券代や一時的なシェルター利用料、ライフライン費用を負担した上で帰郷を検討する方向となります。

 新千歳空港まで同行し、航空券の購入、手荷物の預け入れまで確認しました。

 21時発の羽田行きに搭乗する姿を見送り、一区切り。

 

 別れ際、本人は「本当は札幌で生活したい」と話していましたが、まずは横浜で退去手続きをきちんと行うことを優先するよう伝えました。

 連絡手段としてLINEを交換し、帰宅後に連絡をもらう約束を交わしています。

 ただしWi-Fi環境がなければ連絡が難しいため、電話がつながる明日以降に無事を確認する予定です。

 希望と現実の間で揺れ動いた今回の支援は、今後につながる大切な経過として記録し、引き続き見守っていきます。

 

 株式会社ギルドケア

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